左股川と福井緑地で生き物さがし

昨今の新型コロナウイルス感染症に伴うバタバタで、気づいたら全然ゴールデンウィーク感がなかった連休が終わっていました。例年であれば以下の記事のようにGWには普段行けないところまで遠出したりしていたので、なんだか妙な気分です。

今年のゴールデンウィークは釧路市動物園と静内の桜まつりがハイライト
今年のGWは、先週の金曜日に有給を取って前半4連休、間の平日に2日出勤して後半4連休というスケジュールでした。 前半は実家がある北海道は道東の釧路に帰省し、後半は友達と飲みに行ったり、花見に行ったりとまったり過ごした感じです。 前半:釧...
GWの最終日は美唄の東明公園に桜を撮りに
みなさま、このゴールデンウィークの連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。僕はというと、連休中は光名所はとりわけ混雑するので札幌市内の野山を一人自転車で駆けずり回って山菜を採ったり写真を撮ったりして過ごしていました。 これはこれで良い休みの...

かといってずっと家に籠もってばかりでは体調がおかしくなりそうだったので(うちの妻は一週間外に出なくても全く平気な人で、こういうときは少し羨ましい)、自転車や徒歩で行ける屋外かつ人が密集しない場所に一人で行って写真を撮ってくるということをしていました。

その一環で、先週の土曜日(5月9日)に琴似発寒川沿いに発寒川緑地まで行き、そこから福井緑地まで行って左股川の河原で生き物さがしをてきました。

琴似発寒川を上流へ

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農試公園から琴似発寒川沿いを上流に進んでいきます。

琴似発寒川では、魚道コンクリートのうえでじっとしているカモメ(写真はオオセグロカモメ?)をよく見かけます。ときおり魚を捕まえては食べているようです。

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発寒橋から眺める琴似発寒川と発寒川公園。

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山の手橋まで来ました。
ここから発寒川緑地に入り、琴似発寒川沿いをさらに上流まで向かっていきます。

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先日、E-M1 MarkⅢを購入したので、ライブNDを使いたくてたまらなく撮った一枚

NDフィルターがなくてもND2〜ND32まで減光できる便利なライブND機能ですが、晴天の日中だとISO64かつND32でも結構絞らないとシャッタースピードを落とし切れないことに気づいたので、物理的なNDフィルターも併用しています。

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オリンパスのミラーレス一眼カメラE-M1 MARKIIIの紹介ページです。

福井緑地に到着

その後、琴似発寒川にかかる木製の山子橋(カエルとかクワガタムシとかのレリーフが可愛い)を渡って、福井緑地に到着です。
福井緑地内には、琴似発寒川の支流である左股川が流れています。

左股川の水の流れが気持ちいい!

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いつも発寒川緑地にばかり行っていて福井緑地まで来たことがなかったので、今回が初めての訪問です。初めて福井緑地を訪れた感想はずばり「発寒川緑地よりも落ち着ける!」ということでした。

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発寒川緑地内を流れている琴似発寒川に比べると、福井緑地内の左俣川はより川遊びがしやすそうな感じ。また人の数も発寒川緑地に比べるとぐんと減り、よりゆっくりと河原でくつろぐことができる印象でした。

動物撮影

ひととおり川の写真を撮ったあとは、生き物探しの時間です。

河原の草むらを中心にゆっくりと観察しながら歩き回って、写真を撮ってきました。

アオダイショウ

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草むらでなにかが動く音が聞こえたので、音のするほうをみたらアオダイショウを発見。今シーズン初めてヘビとの遭遇です。

じっと動かなかったので、しばらく観察したあとに尾をなでてみたところ、慌てて近くの排水管に逃げ込んでいきました。こちらを警戒しながらも起用に排水管に入っていく姿もかわいい。

動画も撮ったので、動いているヘビが大丈夫な人はこちらもどうぞ。

ニホンカナヘビ

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僕が一番好きな、身近で見られる爬虫類であるニホンカナヘビもいました。

高校生のころにニホンカナヘビを捕まえてきて飼育していたところ、どうやら交尾済みのメスだったようで飼育ケースに産卵したことがあります。その後ミズゴケを敷いたタッパーにタマゴを入れてしばらく管理していたら、とてもかわいらしい仔カナヘビがたくさん生まれて嬉しくなったのは今でも良い思い出になってます。
(同じように捕まえてきたシマヘビも産卵し、小さいヘビがたくさん孵化してきたときも大変感動しました。僕の家族がどんな心境でその光景を見ていたかは覚えてませんが……)

アオサギ

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左股川の右岸に広がる樹々の中に白い点を見つけたので望遠レンズで覗いてみたところアオサギがとまっていました。川の浅瀬だったり川辺にいるのはよく見かけるのですが、樹上に止まっているのは普段あまり見かけないので新鮮な気分です。

ちなみに上の写真はPanasonic DC-G9M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO と 2倍テレコンのMC-20を付け、手持ちで撮影しています。普段はM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROには1.4倍テレコンのMC-14を付けっぱなしで使っていますが、今回のようにあまりに距離が遠い場合にはMC-20に付け替えて使っています。

ガガンボの一種

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ここからは昆虫の写真が続きます。
川辺のヤナギ類の葉上にガガンボの一種が止まっていました。

なお、この写真はE-M1 MarkⅡ に M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROを付けて自然光で撮影していますが、以降出てくるマクロ写真はE-M1 MarkⅡにM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 MacroとSTF-8を付けてストロボ発光をさせて撮影しています。

ケアリ+アブラムシ

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同じく河原のヤナギの若木の枝上で、アブラムシの一種の成虫を取り巻くケアリの一種(カワラケアリ?)を見つけました。

マダラナガカメムシ

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タンポポの頭花にとまるマダラナガカメムシ。
顔面のアップしか撮りませんでしたが、赤と黒で構成される背面の模様が綺麗なカメムシです。

ヒメフンバエ?

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金色に輝き、モフモフの前足を持つ神々しいハエを発見。
調べてみたところ、どうやらヒメフンバエっぽい。そいういえば同じようなハエがこの前豊平川沿いに落ちてた人糞らしきものにたかってたなと。

バッタの幼虫

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タンポポの花の上や付近の植物の葉上にたくさんいたバッタの幼虫(フキバッタの一種?)。
タンポポの花とサイズ比較していただければお分かりかと思いますが、とっても小さくて可愛らしいです。

このあと5匹ほど捕まえて帰り、飼っているムネアカオオアリとクロオオアリに餌として与えたところ、ちょうどよいサイズで大好評でした。

アリ
「アリ」の記事一覧です。

最近あまりアリの飼育記事を更新できてませんが、我が家のマイデスク上には現在ムネアカオオアリの巣が2つ、クロオオアリの巣が1つあります。
余談ですが、今までアリの飼育場&雑多な物置と化していた僕の机上が最近めっきりと綺麗になってようやく机としての機能を果たすようになってきました。本業でテレワークが導入され、家で快適に仕事をするためには片付けざるを得ない状況になったため、一念発起して机の上を片付けた次第。

おかげで、いまや机上にはアリの巣3つと、新しく導入したジャバラ式のブックスタンド(下記参照)に立てて並べられた種々の図鑑類を置いても、悠々と(当社比)デスクトップPCに加えてノートPCを起動しつつ本も開ける作業スペースを確保できるようになりました。・・・テレワーク万歳!

身近な場所を掘り下げて探求する楽しみ

このたびの新型コロナウイルス感染症が広まってから、一気に世界のあり方が変わったように思います。

厚生労働省が「新しい生活様式の実践例」を公表していますが、そのなかに「感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える」という項目があります。このように今後しばらくは居住地域を大きく離れて移動することも難しくなるでしょう。

公共交通機関でいろいろな場所を訪れて写真撮影することを楽しみにしていた人間として、遠出できないのは残念なことではありますが、逆に考えるともっとローカルな場所(居住地から徒歩や自転車で行ける場所)について、腰を据えながら深堀りしていくチャンスでもあります。

今回、福井緑地を訪れようと思ったきっかけは、上記の『札幌の公園ガイド』や『歩こう!札幌の地形と地質』といった本を眺めたことでした。

15年近く札幌に住んでいますが、市内にはまだまだ自分が知らない場所がたくさんあり、その場所を初めて訪れて感動する経験ができると思うとワクワクが止まりません。また通い慣れた場所でも、たまに新しい発見をして嬉しくなることもあります。

そういったときに感じる喜びを丁寧に掬いながら生活していきたいなぁと考えている今日このごろです。

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