先週、札幌市 農試公園内を流れる川(琴似発寒川)をぼけーっと眺めていたら、なんとサケが1匹、目の前で川を遡っているのを見つけました。
「えっ、こんな街中で遡上中のサケが見れるの!?」とびっくり。
農試公園でサケが見られるんだったら、もっと上流に行けばたくさん見られるのではないかと思い、昨日・今日と土日を使って琴似発寒川のさらに上流のほうにある北海道大野病院横まで行ってきました。
撮影1日目-2016年10月1日(土)
病院横から河原に降りて上流を見渡したところ。
サケの遡上を観察するのにとても良さそうな雰囲気の場所です。
あわよくば水中でサケを撮影したいと思い、防水カメラであるSTYLUS TG-4を初めて水中に投入してテスト撮影。思ったよりちゃんと撮れる。
サケが至近距離まで来てくれればなんとか撮影できそうな感じです。
川にそって上流に歩くこと5分。
なんともあっけなくオスとメスがセットで泳いでいるのを発見しました。
写真、中央付近に2匹(左がメス、右の赤いのがオス)います。
ときおり河床を掘り返しているような場面がありましたが、おそらく産卵していたのでしょう。
動画も撮ってみました。
かなり見づらいですが、なんとなく動きは分かるかと思います。
わりと一箇所に留まって泳いでいたので、TG-4 を水中に入れて水中からサケを狙ってみましたが、距離が遠かったのかうまく撮影できませんでした。残念!
撮影2日目-2016年10月2日(日)
そして次の日(本日)、今度はサケが川の段差を遡っているところを写真に納めたいと思ってまた同じ場所にやってきました。
サケが通り抜けるのを確認した隙間に向け、三脚とカメラをセット。
手前の岩に置きピンをしてあとはレリーズを押すだけで撮影できる状態にした後、ただただサケがこの隙間を上ってくるのを待ちます。
鮭の遡上待ちなう pic.twitter.com/je45Q4oPRV
— mad (@madhatter8708) 2016年10月2日
まだかなー
…まだかな。
……まだ…かな。。
3時間粘りましたが、結局この隙間をサケが上ってくることはありませんでした。
お昼過ぎという遅い時間帯が良くなかったのでしょうか。
ただただ無心で川を見つめながら川が流れる音を聞いていたので、心が澄み切った感じはしましたが、狙ったものが撮れないのは悔しいものです。
産卵を終えて力尽きたのか、川に浮いていたサケの死骸。
来週こそは川を遡っているサケを撮影するぞという決意を新たに帰路へと着くのでした。
それにしてもここ札幌は市街地にサケが上ってきたりエゾシカがいたりと、都会ながら自然環境にも恵まれている良い場所だと思います。
なお、エゾシカを撮影したときの記事はこちら
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