昨日の日曜日、いつもどおり宮丘公園をスノーシューを履いて散策してこようかなと思ったのですが、いまいち天気もすぐれない。
さてどうしようと考えたところ、そういえば冬に琴似発寒川沿いを散歩したことがなかったなと思い、予定を変えて琴似発寒川へ野鳥撮影に行ってきました。
この日の目標は秋にこの川沿いで見かけたカワガラスを撮影することです。
分布
アジア東部の主に温帯で繁殖し、日本でも北海道から屋久島までの全国の山地に留鳥として普通に生息する。季節による移動は少ない。
大きさ
全長約22cm、翼を広げた大きさは32cm位。
形態・色彩等
ムクドリより少し小さい、ずんぐりしたチョコレート色の鳥。雌雄同色で脚は銀色。羽毛は密生しており、水鳥と同様に尾部の脂腺から出る脂を常に羽毛に塗りつけて防水している。
幼鳥は体に灰白色の斑点があり、尾は短い。
飛び方、鳴き声
ピッ、ピッと鳴きながら、せわしなく羽ばたきして弾丸のように速く直線的に飛び去る。常に川に沿って飛ぶ。
早春の頃から囀り始め、川の中や岸辺の岩や倒木の上に止まって、ピスピス、ジョッジョッ、ビリッ、ピス、ジュビチュリリなどと細かく複雑な囀りをする。
生息場所
年間を通して河川の上流部に生息する。成鳥は周年、同一縄張り内で単独またはつがいで生活し、ほとんど移動しない。
ということで、JRに乗って琴似駅で降りてそこから歩いて琴似発寒川のやや上流、山の手橋付近へやってきました。
琴似発寒川沿いを上流に向かって歩いていると、「ピッピッ」という鳴き声が。
これはもしやと声のする方を見てみると……
カワガラス、いたわ。
目的地に着くと同時に今日のミッション完了だわ。
(以下、鳥写真はすべてM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROに1.4x テレコンバーター MC-14を着けて撮影)
しかも、もう一匹飛んできたわ。
多分つがいだわ。
川に頭を突っ込んで餌を探すカワガラス。
潜水が得意な鳥で、餌を見つけたら水に潜って捕食します。


カワガラスを見ていると、高頻度でまばたきをしているのが分かります。
まぶたは白いので、まばたきしたとき(写真右)に白目になるのが怖い。
もっと近くで撮りたかったので、スノーシューを履いて河原まで降りて近くに来るのを待ちました。
待つこと20分ほどでちょうどいい位置まで来てくれたので、カメラを構えながら待機。プロキャプチャーモードで羽から水しぶきを飛ばしながら飛び立つ場面が撮影できました。
ハクセキレイも発見。
川に張った薄氷の上をトコトコ歩き回っています。
まるでフィギュアスケーターのような佇まい。
アップで撮影。
この排水管?付近によく飛んで来るけど、なにをしているんだろうと眺めていると…
どうやらここが食事処だったようです。
ミミズ(ヒル?)らしきものを捕まえて食べてました。
飛び立つところを撮ろうと思ったら、思いっきりピントを外しました。
でもこれはこれでこちらに迫りくる感じが表現できたかなと。
道中撮った写真
最近、モノクロで撮るのが好き。