先週の日曜日に札幌から支笏湖まで一人で遊びに行ってきました。
過去のブログ記事を読み返してみると、前回支笏湖へ訪れたのが2年と半年ほど前の真冬。
だだっ広い湖の周りは見渡す限り雪景色で、その全容がよく分からないまま終わってしまったのを覚えています。
ぜひ今度は暖かい時期に行ってみよう!と当時は思っていましたが、その後あっという間に2年以上も経ってしまいましたね。時の流れは早い。
JRとバスを乗り継いで行く支笏湖
快速エアポート
札幌→千歳(30分・840円)
中央バス
千歳→支笏湖(45分・930円)
札幌駅からJRとバスを乗り継いで、乗り換え時間も考えると片道約1時間半・1770円で支笏湖まで行けました
(※2016年6月時点)
「札幌」から「支笏湖/北海道中央バス」への乗換案内 – Yahoo!路線情報
思っていたより札幌から近いです。
札幌の奥座敷こと定山渓へ、道路渋滞がひどい紅葉シーズンに遊びに行くよりも短い時間で行けてしまうかもしれません。
支笏湖到着
中央バスは支笏湖のこのあたりで泊まります。
意気揚々と駐車場からすぐの位置にある支笏湖を眺めてみると…
霧がかかってモヤモヤしていました。
見事にガスがかかっています。
ちなみに、”春夏秋冬”が”春ガス秋冬”であるところの霧の街 ロンドン釧路に育ったmadは、霧のことをガスと呼ぶのがスタンダードだと思っていましたが、旭川出身の妻は全く使わない用語です。ガス。
昔、霧が出てる日に「ガスかかってるわ」といった時に、きょとんとした表情でこちらを見つめてきた妻の表情が未だに忘れられません。
まぁ、そのうち晴れるだろうと思い、湖畔へ向けて駐車場から階段を下っていきます。
湖の外周が40kmほどある支笏湖は、湖と言われてもにわかに信じがたい広さです。
階段を降りると湖面が広がり、少し歩くとアヒルボートの群れが出現します。
……このアヒルたち、シルクハットをかぶり、蝶ネクタイを締めるという、僕が今まで見たアヒルボートのなかでも一番上等な格好をしています。
ちょっと眼がいってしまっているのもポイント高いです
支笏湖は透明度の高い水質
そして支笏湖の水の透明度が凄い。
だてに湖沼の水質日本一に何度も選出されているだけありません、支笏湖。
湖沼の水質日本一に支笏湖 環境省調査で6年連続|苫小牧民報社
支笏湖に流れ込む千歳川の河床はエメラルドグリーンに輝き、美瑛の青い池もびっくりな綺麗さでした。
レイクアクティビティあれこれ
支笏湖ではダイビング、ボート、遊覧船、釣り、カヌーといったレイクアクティビティを楽しむことができます。
湖でダイビング、楽しそうですね。
支笏湖体験ダイビング~体験の流れと料金 | 北海道支笏湖・積丹半島のダイビングショップ オーシャンデイズ
ビジターセンターで支笏湖の成り立ちを学ぶ
バス停から降りてちょっとのところに支笏湖ビジターセンターがあります。
支笏湖周辺を探索する際には、まずはビジターセンターを訪れて情報収集することをおすすめします。
道東の屈斜路湖に次いで日本で2番目に大きいカルデラ湖である支笏湖がどのように形成されたのかを、展示やジオラマで勉強することができる場所です。
支笏湖に生息するヒメマスも水槽で展示されています。
剥製たち。
館内の随所随所に金がかかっている感じがします。
周囲の森林探索も楽しい
ビジターセンターを出て、山線鉄橋を渡り休暇村広場へ向かう途中に程よい感じの森があって、ちょっとした森林浴気分を味わうことができます。
人生で初めて生のコウガイビルを見つけて興奮したり、
コケに興奮したり、
オオルリを見つけて興奮したり。
道は整備されているので、軽装で散策できます。
温泉の日帰り入浴も可能
支笏湖温泉では、日帰り入浴をやっている温泉旅館や温泉施設がいくつかあります。
今回は、事前予約が不要でふらーっと行ける休暇村支笏湖を利用することにしました。
休暇村支笏湖は小高い所に位置しているので、バス停付近から歩いて行こうとするとこんな感じの階段を登っていくことになります。
休暇に来たのにちょっとした運動です。
休暇村支笏湖の外観はこんな感じ。
公民館のような見た目です。
日帰り入浴は大人一人700円で利用が可能。
ちなみに浴室は、露天風呂がなくやや大きめな内風呂が1つにサウナのみという簡素なつくり。
温室は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物温泉」
肌がぬるぬるして、美肌になりそうな温泉でした。
本当に湯に浸かるだけの浴室なので、露天風呂とかを楽しみたい場合は「鶴雅リゾートスパ 水の謌」とか「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」とか「丸駒温泉旅館」の日帰り入浴を利用するほうが良いです。
今度は泊まりで来たい
ちょうどビジターセンターで写真展をやっていまして、早朝や夕暮れの支笏湖の様子を撮影した写真に眼が釘付けになりました。
札幌から日帰りでも十分余裕を持って遊びに来れる支笏湖ですが、日の出や日没の湖面の様子をじっくりと眺めようと思うとやはり泊まりで来たい場所であります。