一昨日の日曜日、ちょっと遠出して写真を撮りにいきたいなーと思ったので少し早起きをして登別まで遊びに行ってきました。
登別までは札幌から高速バスに乗って1時間40分ほど行けるので、ちょっとした小旅行気分で出かけることができていいですね。
ちなみに公共交通機関で札幌から登別に行く方法については、こちらの記事に書いています。

登別マリンパークニクス
JR登別駅から歩いてすぐの距離に、規模が大きく人気の水族館である登別マリンパークニクスがあります。
この日も観光客でとても賑わっていたので、園内の散策はそこそこに今回お目当ての展示までさっさか向かいました。
金魚万華鏡
今年の4月29日からニクス城4階にオープンした「金魚万華鏡」。
ちょこちょこテレビCMでも目にしていたので、いつか行ってみたいなーと思ってたのです。
のれんからピンクの光が漏れている入り口の光景。(この写真だけ、E-M1 MarkⅡで撮影)
帰ってきてからこの写真を妻に見せたところ、「レンタルビデオ店のR-18コーナーへの入り口っぽい」との感想。
……もはやそれにしか見えなくなってきた。
のれんをくぐって中に入ると、想像していたよりもかなりこじんまりとした空間の中心にドーム型の金魚水槽が。
部屋の壁と天井部分が鏡貼りになっていて、時間が経つとライティングの色が変わります。
まるで自分が万華鏡の具(?)になったような不思議な気分。
金魚もいいのだけど、人が映るとまた不思議な光景になって好き。
また、こういう閉じられた狭い空間で超広角レンズが大活躍することを発見。
金魚万華鏡、思ったよりこじんまりとした展示だったけれど良い発想の展示だなと思いました。
アクアトンネル
ニクス城の中で一番好きな空間かもしれないアクアトンネル。
水槽の下に通ったトンネル内を歩くと、まるで自分が海の底にいて魚を見上げている気分になってきます。
トンネル部分を人が這ってようやく進めるくらいに小さくして、そこにすっぽりはまって見上げてみたい。
クラゲの癒やし空間
壁に大きなクラゲ水槽が設置された「クラゲの癒やし空間」も好きなスポットの一つ。
水槽を眺める位置にベンチが設置されているので、そこに腰掛けて水槽で漂うクラゲをぼんやりと眺めることができます。
……幸せ。
第40回 登別漁港まつり
登別マリンパークニクスへ行く途中に見た看板で、「登別漁港まつり」というお祭りが開催されていることを知りました。
まったく下調べしていなかったところ、旅先で偶然に祭りに出くわすことの嬉しさといったら!
ちょうど登別マリンパークニクスから歩いてすぐのところが会場のようだったので、ちょっと立ち寄ってみましたよ。
肝心の祭り会場ではなく、船の写真ばかり撮っていました……。
祭り会場の人混みを撮影する勇気も、一人で食べ物を買ってテーブル相席で飲食する度胸もないチキンだから仕方ない。
登別ってなんとなく山の中というイメージがあったんですが、実は海も近いんですよね。
この日の前日には花火大会もあったみたいで、後に乗ったタクシーの運転手さんの話によると、近隣の住民がけっこう訪れる祭りとのこと。
よく考えてみると、2年ほど前に洞爺湖で花火を見たが最後で最近花火大会にめっきりと行っていません。今年は行きたいなーと思いながら2年が経ってしまった悲しさよ。

祭り会場に行く途中に線路を横断する機会があって、そういえば普段なかなか線路を歩いて横断する機会もないことよと思い、歩きながらサッと撮影してみました。
登別 地獄谷
登別駅前の食堂で「肉ライス」という、肉野菜炒めをカレーのルーに見立てた食事をいただき、これから地獄谷へ向かいます。 pic.twitter.com/lJn5mL6sif
— mad (@madhatter8708) 2017年9月10日
漁港まつりの雰囲気を味わったあと、駅近くの食堂でお昼ごはんを食べてから登別地獄谷までバスに揺られて行ってきました。
地獄谷へは、登別駅前からバスで約15分+徒歩10分ほどで行くことができます。
鉄泉池への道
登別地獄谷の散策開始。
まずは鉄泉池へ向かう木道をぽちぽち歩いていきます。
このあたりからX-T2のアドバンストフィルター「ダイナミックトーン」で撮影するのにはまってしまい、コテコテの画像を量産しています。
僕も一時期、「こんなに加工された写真は写真ではない!」と思った時期もありましたが、今は撮ってる本人が楽しければそれでいいじゃないというスタンスに変わりました。
日和山と大湯沼
鉄泉池から先の遊歩道を進んでいくと、大湯沼方面に行くことができます。
ボコボコと熱水が湧き出る様子が、まさに「地獄谷」という名称にしっくりとくる光景が広がってます。
なんというか、「地球ドラマチック」って感じ。
超広角ズームレンズの使いみち
「ダイナミックな写真が撮りたいぜ!」と鼻息荒く買ったはいいけれど、若干使いこなせていなかったXF10-24mmというフルサイズ換算:15 – 36mm相当画角のレンズ。
今回、意識して使ってみた結果
- 閉じられた狭い空間
- 雄大な自然の風景
を表現するのにいいレンズだなーと今回実感できました。
ここ最近、マクロレンズでの接写中心に撮影している感があるので、たまに風景写真を撮るとなると異世界に来てしまった感がありますが、精進して広角域での撮影もしっかりとした写真が撮れるようになっていこうと思う今日このごろです。
使用カメラ&レンズ
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