軽量コンパクトな超望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II 」を購入!やっぱりマイクロフォーサーズが好き

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センサーサイズが大きくなるにつれレンズも大きくなる

むかしAPS-C機のD7100を購入した時、調子こいてこんな記事を書いたことがあるんですよ。

NikonのAPS-C機 D7100を購入。マイクロフォーサーズからの卒業
先日更新した記事中で、フルサイズ機が欲しくて迷ってるというようなことを書いていましたが、悩みに悩んだ結果フルサイズ機ではなくASPサイズの中級機 Nikon D7100の16-85VRレンズキットをNikon 単焦点レンズ AF-S D...

「マイクロフォーサーズ機からの卒業」なんて大仰なタイトルをつけてしまった記事

センサーサイズの違いによって、たしかに階調感とかISO感度耐性とか画質の違いはあります。
Nikon D7100を買った当時は、マイクロフォーサーズ機のOM-D E-M5を超える画質が欲しくて購入したことは事実です。
D7100はローパスレスフィルターの効果も相まってキリッとした画質の良い画が撮れます。最初はその画質に満足していました。

しかし、レンズが増えてくるにしたがってある思いが湧き上がってきたんです。

……荷物増えすぎじゃね?

センサーサイズが大きくなるに連れて、対応レンズも大きく重くなっていくんですよ。

僕の手持ちレンズの中では、TAMRONの望遠ズームレンズSP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD が最長最重のレンズでした。

entry/2015/04/29/213452

重さ765g、縮めた状態で長さ142.7mmのレンズです。

フルサイズ機で同じような焦点距離のレンズを振り回している人からしたら屁のような軽さ&コンパクトさなんでしょうが、いかんせんマイクロフォーサーズ機から使い始めたので、その大きさ&重さゆえに持ち歩く機会が少なくなってしまいました。
画質と手ぶれ補正の効きは最高なんですけども。

軽量コンパクトなマイクロフォーサイズ用 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

そしてとうとう原点回帰して、TAMRON望遠ズームレンズSP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD を下取りに出し、マイクロフォーサーズレンズのOLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを購入しました

フルサイズ換算150-600mmの望遠ズームレンズです。
それでいて重量は423g、長さ116.5mmという小型・軽量なレンズ。
機材をコンパクトにまとめられるマイクロフォーサーズ機ならではのレンズだと思います。

TAMRON SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD だと、レンズが大きくて野外での交換が一苦労でした。
片手で外して片手で別のレンズを装着するなんて無理。
でもこのM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIだと、立ちながら片手でレンズを外して保持し、違うレンズをつけるのがすごく楽になりました。

せっかくのレンズ交換式カメラなので、レンズの付け替えが簡単にできるのは大きなアドバンテージとなります。

ちなみにこのレンズ、手元にあるOM-D E-M5に装着するとこんな感じになります。
重心がかなり前方にきて不安定な感じがしますが、レンズ重量が軽いので全然気になりません。

レンズ外観

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広角端(75mm)

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望遠端(300mm)
※このレンズ、インナーズーム式ではないので焦点距離によってレンズ長が伸び縮みします。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影した写真

フルサイズ換算150-600mmの望遠ズームレンズなので、画質もそれなりなんでしょ?と思われる方もいると思います。
僕も購入検討時にはそう考えていました。

しかし実際に撮影してみると、その予想を裏切るようないい画が撮れるんですよ。

ということで円山動物園まで行って色々と撮影してきた写真をご紹介します。
なお以下の写真は全て手持ちで撮影しています。

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望遠端300mm(フルサイズ換算600)手持ち&シャッタースピード1/160秒で撮影。
OM-D E-M5の手ぶれ補正が効いて、ぶれない!
そしてこの画質。

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やや広角端より85mmで撮影。
細かい木の枝一本一本までしっかりと描写しています。

以下、淡々と動物園の動物写真です。

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カンガルーが喧嘩してました。
初めて観て興奮したので動画も撮ってみました。(音量注意)

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フルサイズ換算600mmの望遠レンズなら、サルの表情までしっかりと映すことができます。

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熱帯鳥類館のフラミンゴ

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同じく熱帯鳥類館のオニオオハシ

軽量コンパクトなマイクロフォーサーズシステム

僕が現在、主力として使っているマイクロフォーサーズレンズは以下のとおり。

これらのレンズ4本全てを持ち歩いたとしても、重さは860gですよ。

下取りに出したフルサイズ用のタムロン望遠ズームレンズとたいして変わらない重さです。…すごくないですか?

なんかもう、手持ちのカメラはマイクロフォーサーズシステムを拡充していく方向でいいんじゃないかと最近思い始めています。

オリンパスのマイクロフォーサーズ機で撮影しているRobin Wongさんの写真を眺めるたびにその思いは強くなっていってます。

D7100関連の機材を売っぱらって、OM-D E-M5 MarkⅡM.ZUIKO ED 12-40mmF2.8PRO を買おうかなーなんて考えてしまう自分が怖いです。

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