
OLYUMPUSの水中撮影もできるタフなコンデジ STYLUS TG-4を購入したところではありますが、先日ついに念願の広角マクロ撮影を可能にするドアスコープレンズ魚露目8号が届いたので、どんな感じに撮影できるのかレビューしてみます。
魚露目8号を使うと撮れる広角マクロ写真
魚露目8号を使えば、これらの写真のようにメインの小さい被写体を大きく移しながら周囲の環境も同時に撮影できるようになります。(広角マクロ撮影)
普通のマクロレンズで撮影すると、こんな感じにメインの被写体は大写しにできるんですが、背景は狭い範囲でしか写せません。
魚露目8号を使った背景も大きく取り込む広角マクロ撮影は、昆虫の生活範囲も併せて記録できるという点で強みがあります。
画質はマクロレンズに太刀打ちできるレベルではありませんが、メインの被写体を大写しにしつつ背景の環境も記録できるのはネイチャー写真を撮る上で大きな強みです。
TG-4に魚露目8号を付けるのに必要なもの
で、この魚露目レンズをTG-4に装着するために必要なものが2点あります。
- OLYMPUS コンバーターアダプター CLA-T01
- FiT 魚露目8号用リングアダプタ 40.5mm
魚露目8号をTG-4に装着するために最低限必要になってくるのが上記2点のアイテムです。
フィルター径40.5mmのコンバーターアダプターをTG-4に装着し、それに合わせた魚露目8号リングアダプタを装着します。
あとはリングアダプタに魚露目8号をマグネットで固定したら完了です。
216円で魚露目8号の前玉レンズカバーを自作してみた
この魚露目8号、レンズの前玉が魚眼レンズのようにせり出しているので適度なレンズカバーを用意しないと前玉が簡単に汚れてしまいます。
0mm距離接写ができる分、汚れもしっかり写ります。
純正のレンズカバーも売ってはいますが、わりと高価で購入するのも悔しいので100円ショップの代表であるダイソーの協力のもと、トータルコスト216円でレンズキャップを自作してみました。
材料
- 超強力両面テープ12mm幅
- 平ヤスリ、半丸ヤスリセット
- 500mlペットボトル
※マグネットテープも写っていますが結局使いませんでした。
魚露目8号前玉キャップの作り方
500mlペットボトルの飲み口部分をこれくらいの位置で切断します。
割と固い部分なので、ダメにしていいカッターナイフをガスコンロで炙って焼ききると簡単に切れます。
カッターナイフは犠牲になったのだ・・・
カットしたペットボトルのフタ部分は、ヤスリをかけて平らにしたのち、強粘着両面テープ12mmを縦に3等分したものを細かく切りながらうまい具合に貼り付けます。
FiT 魚露目8号用リングアダプタ 40.5mmにペットボトルを接着して完成。
ね、簡単でしょ?
ペットボトルのキャップで蓋をした状態。
貧乏臭さ満開ですが、実用面では全く問題がないので是非お試しあれ。
これからどんどん広角マクロ撮影していきます
魚露目8号、ちょっと使った感じでは今まで撮れなかったような写真が撮れる潜在性を感じます。
これからちょこちょこ魚露目8号の有効活用法について模索していこうと思います。
以上、「Sytlus TG-4に魚露目8号を着けて広角マクロ撮影!レンズキャップをペットボトルで自作する方法」でした。
※2015年12月16日追記
ここまで苦労しなくても、カセットガスボンベ(アイ・ボンベ)のフタがちょうどよいフィット感であることに気づきました。
軽く魚露目8号に押しこめば、ちょっとしたことじゃ外れないくらいのジャストフィットです。
……自作するよりこっちのほうがおすすめ。