
先週末、ようやくこのSTYLUS TG-4+魚露目8号を野外に持って行って実写テストする機会に恵まれたので、撮影した写真を公開しようと思います。
撮影地は当ブログでお馴染みの宮丘公園です。
羽化したてのアカエゾゼミ
宮丘公園を「なんかいい被写体ないかなー」と血眼になって散策した結果、葉の裏でじっとしている羽化して間もないアカエゾゼミを発見しました。
これはチャンスとばかりにさらに接写して撮影しようとした結果
バルタン星人。
セミ:「お、これは何かね。ハイカラだね」
セミ:「どれ、登ってみようかね」
※魚露目8号にセミが登ってきました。それにしてもTG-4,初期不良なのか逆光になると中心部にめちゃくちゃフレアが発生してます。TG-4持っている方の状況も聞いてみたいところです。
セミヌードの接写
セミ:「ほー、これが噂のエアリズム」
※そのままmadのユニクロはエアリズム長袖パーカーに這い上がってきました。
多分、セミ嫌いな人は発狂するようなシュチュエーション。
這いよれ!セミ子さん!
オリンパスのピクチャースタイル:ミラーモードで撮影したら面白い画が撮れました。
子持ちのスジアカハシリグモ
卵嚢をくっつけたスジアカハシリグモの奥さん。
奥さん:「ちょっ!カメラNGだから!マジないわー」
※近づいたら足で払いのけられました・・・取材はNGのようです。
トンボの複眼までちゃんと撮れる
「トンボの眼鏡は虹色眼鏡」なんて歌もありますが、それに近い色してますね。
花を摂食中のエグリトラカミキリ
セリ科植物の花序でもぐもぐしていたエグリトラカミキリの♂
スズメバチに零距離接写はハードル高い
お食事中のスズメバチ。
いくら摂食中はおとなしいとはいえ、零距離で接写する度胸もなく引き気味になってしました。
キノコの生息環境もよくわかる
この時期、雨上がりの林ではキノコがにょきにょき顔を出してきます。
魚露8号を使って撮影すれば、キノコを大きく写しながらも生息環境をばっちり納めることができます。
この写真で言うと、カンバの根本の腐植層から生えているという状況が一目で分かります。
なかなか撮り方が難しい魚露目8号
今回、初めて野山にSTYLUS TG-4+魚露目8号を持って撮影に行って感じたことは次のとおり。
- 日当たりのいいところだとノーフラッシュで十分撮れる
- 日陰だとフラッシュ焚かないとちょっと辛い
- 背景を良く考えないと被写体が引き立たない
ISO感度1600くらいから一気にノイズが激しくなるので、薄暗い林内で撮ろうと思うと内蔵フラッシュを焚かないと辛いですね。
ただ単にフラッシュを焚いてもレンズが影になって光が回らないので、こんな感じにデュフューザーを作る必要があると感じました。
STYLUS TG-4+魚露目8号の組み合わせ、なかなか工夫しがいあって楽しいです。
以上、「STYLUS TG-4+魚露目8号での広角マクロ撮影サンプル」でした。