つい先日、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO。

さっそく石狩の方へ海鳥を撮影に行きたい衝動に駆られましたが、いまいち天気の具合がよろしくなく、行ったはいいけれど前回行ったときのように吹雪に見舞われるのも嫌だったので、お手軽に動物が撮影できる札幌市 円山動物園に撮影に行ってきました。
円山動物園、購入日から1年間入園し放題となる年間パスポート(大人1000円)があるのが嬉しいですね。
ちなみに2018年2月5日(月)~2月27日(火)の期間限定で「けものフレンズ」×「SNOW MIKU 2018」×「円山動物園」の限定コラボ年間パスポートが販売されるようです。(3000枚限定)→限定コラボ年間パスポート販売のお知らせ/札幌市円山動物園
撮影した動物たち
オオワシ
このオオワシの写真だけ、1.4倍テレコンを着けて撮影しています。(フルサイズ換算:840mm)
顔面をどアップで撮影してみて、オオワシの虹彩がこんなにも綺麗なものだということを初めて知りました。
ノスリ
ノスリをポートレート風に撮影してみた1枚です。
なんでか知らないけれど、猛禽類が好きで鷹匠に憧れていた時期もありました。
小さいころに読んだ矢口高雄作品の影響かもしれません。
トビ
そこらへんに普通にいるトビも、至近距離でみるとまた違った顔つきに見えてきます
ちなみに、動物園で檻越しに撮影すると写真がもやっと低コントラストな雰囲気になってしまうことがあります。
そんなときは Adobe Lightroom CCの「かすみの除去」機能を使うと、簡単に細部の描写を保ったままコントラストをつけられるので便利です。
↑ 参考までに「かすみの除去」適応前の写真です。
Lightroomでこの「かすみの除去」機能を使いたいがために、Adobe Creative Cloud フォトプランに加入したといって過言ではないくらい、頻繁に使う便利な機能。
ニホンザル
ニホンザルたちは、サル山の外周部分で身を寄せ合って暖をとっていました。
レッサーパンダ
そしてレッサーパンダは今日も可愛い。
こっち側に向かってトコトコ走ってくるところをC-AFで狙ったら、しっかりと追従してピントを合わせてくれました。
動物園において、周囲の環境も入れながら撮影したいなら、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROぐらいがちょうどいい焦点距離かもしれません。

エゾシカ
至近距離で撮影できたので、思いっきりパーツのみを拡大して撮ってみました。
まつ毛が長い!
動物園以外では絶対にここまで近寄れないだろうなーと思います。
動物園でM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを使ってみた感想
- 驚異的な解像力で今まで気づかなかった動物たちの細部の美しさに見とれる
- フルサイズ換算840mm(テレコン装着時)のすごみ
- 背景が綺麗にぼけ、動物そのものに焦点を当てたポートレート向き(周囲の環境をいれようと思うとさすがに画角が狭い)
- 超望遠単焦点レンズだけどコンパクトなので、キャノンやニコンのそれと比べて周囲から目立たない
とにかく、大満足。