先日、とうとうマイクロフォーサーズの超望遠単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」を購入しました。
憧れだった超望遠単焦点レンズ
交換レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO | 交換レンズ M.ZUIKO PRO | オリンパス
とうとう超えては行けない一線を越えてしまった(レンズ沼的な意味合いで)気がしますが、ずっと欲しかったからしょうがない。
「買わない理由が値段なら買え、買う理由が値段なら買うな」
というどこかで見かけた言葉を支えに購入に踏み切りました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの主な性能
- E-M1 MarkⅡのボディ内手ぶれ補正と合わせて6.5段の手ブレ補正性能
- フルサイズ換算600mm(1.4x テレコン MC-14 装着時:840mm)の超望遠レンズ
- 長焦点単焦点レンズだけど小型軽量(長さ227mm、重量1270g)
- 防塵・防滴仕様
- オリンパス史上最高レベルの解像力
- 高速・高精度のオートフォーカス
- 最大撮影倍率0.48倍(1.4x テレコン MC-14 装着時:0.67) のテレマクロ撮影
という性能で、動物撮影をするうえで是非使ってみたいと思っていたレンズの1本。
そんなレンズがついに我が手に!…長い道のりだった!
ということで、さっそくOM-D E-M1 MarkⅡに1.4x テレコン MC-14を取り付けて、フルサイズ換算840mmの世界を試し撮りに行ってきましたよ。
撮影写真(OM-D E-M1 MarkⅡ・1.4倍テレコン装着・手持ち撮影)
北海道大学農学部の建物外壁の上にある時計を撮ってみました。
テレコンを付けて840mmなので、遠くのものが大きく写せるのはもちろんですが、解像感もすごい。
「オリンパス史上最高レベルの解像力」は伊達じゃない。
木の枝の切り口をE-M1 MakrⅡの深度合成モードで撮影。
「こういう鳥写真が撮りたかったんだよ!」
と思わず心の中で叫んでしまった1枚。
ピントが合った部分はとことん解像して羽毛の1本1本まで描き出し、背景はとても綺麗にボケる。
スズメって、こんな素敵な造形をしていたのねと驚く。
もともとの解像感がよいから、大幅にトリミングしても全く問題がない。
もちろんプロキャプチャーモードでも大活躍。
2日ほど使ってみた感想
「素晴らしいレンズ!」
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROを2日ほど使ってみた感想です。
具体的には以下の点が気に入りました。
- 圧倒的な解像力
- 1.4x テレコン MC-14を装着しても早いAF&高い解像力は健在
- キレイなボケ味
- 強力な手ぶれ補正(フルサイズ換算840mmなのに三脚の必要性を感じない)
- AFが正確かつ早い
- 小型軽量
マイクロフォーサーズレンズの中では超重量級の部類に入るレンズですが、持ち運びに難儀するほどの大きさでもないので、手持ちでフットワーク軽く撮影できます。
これからの季節の鳥撮りに、また雪がとけてからの虫撮りに大活躍してくれそうな予感がしてます。
昆虫のテレマクロ撮影でも大活躍(2018/11/20 追記)
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROとMC-14の組み合わせは、昆虫のテレマクロ撮影でも大活躍でした。
被写体と距離をとりながら、最大撮影倍率0.67倍で撮影できるのは大きな強みです。
以下はM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+MC-14で撮った昆虫写真です。