今年は残暑が長らく続いたかと思えば一気に肌寒くなってきてすっかりと秋になってしまった感じがします。
ところで、秋といえば芸術の秋ですね。
写真を撮りに行きたくなりますよね。
新しいレンズが欲しくなる季節ですよね。
そして買っちゃいましたよね。
オリンパスが誇る “明るさ・機動性・近接性能、全てが最高レベルの望遠ズーム”であるところの M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROをね!
しかもテレコンバーターキットでね!
マイクロフォーサーズ大三元レンズの一本です。
前々から気になっていたレンズなんですが、軽量コンパクトでわりと写りもまずまずのOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II を持っていたので、必要ないかなーとずっと思っていたんです。
焦点距離も75-300mmより短いですし。
それでも最近、サクラマスの写真を撮ったりしてるうちに、「300mmもいらないけど、もっと良い画質を!そして明るいレンズを!もっと光を!」と、心の中のゲーテが叫びだしまして、購入に踏み切った次第です。
レンズ外観
開封の儀は省きまして、中身を見てみましょう。
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROとテレコンバーターMC-14の写真です。
大きめのレンズなので、取外し可能な三脚座が着いています。なんだか三脚座が付いてるだけでなんかプロっぽい見た目。
フルサイズ換算80-300mmのレンズなのですが、テレコンを着けると焦点距離が1.4倍に伸びてフルサイズ換算112-420mmのレンズとなります。
レンズの大きさもさることながら、付属のレンズフードを伸ばすとかなり威圧的な見た目となります。
カメラ本体がすごく小さく見える…
ちなみにこのレンズフード、スライド式なので普段はそのまま手前に引っ込めておける便利な一品。しまう時にいちいち逆付けにしなくていい優れものです。
レンズの大きさ比較のために、我が家にある大きめなレンズ3本を並べてみました。
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
左から順に上記のレンズです。
比べてみると40-150mm、でかっ!となりますが、長さ160mm・重さ760g(三脚座なし)フルサイズで同じような明るさと焦点距離のズームレンズに比べると非常にコンパクトな作りです。
また、インナーズーム方式をしているレンズなので、ズームしてもレンズ長が変わりません。
実写サンプル
北大植物園に試し撮りに行ってきました。
結論から先にいうと、開放からキレキレの解像力でボケ味も綺麗で素晴らしいレンズです。
なお、撮影カメラ本体はOM-D E-M5 MarkⅡです。
テレコンなし
テレコンあり
最短撮影距離がズーム全域70mmで最大撮影倍率がフルサイズ換算0.42倍と、小さな被写体もかなり大写しできるレンズなのですが、テレコンを付けると最短撮影距離は変わらないまま焦点距離が伸びるので、最大撮影倍率は0.6倍となりテレマクロレンズとして使用することができます。
なお、このテレコンバーターMC-14は装着可能なレンズが M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROとM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの2本だけという専用設計なので、装着しても画質の低下は感じられません。(開放絞りは1段分暗くなりますが)
マイクロフォーサーズのレンズが揃ってきた
- M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
- M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
- M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II
3年ほどかけて少しずつレンズを増やしてきた結果、madのマイクロフォーサーズレンズのラインナップは上記のようになりました。
…オリンパスの回しものかってくらいのオリレンズ群。
今回M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを買ったことにより、マイクロフォーサーズ大三元レンズも標準域・望遠域と2本に増えましたね。
宝の持ち腐れとならないようにこれからもたくさん写真を撮りに出かけようと思います。