先週末、妻の実家がある旭川に帰省していました。
妻の実家に行った際は、毎度のことのように近隣の撮影スポットで写真撮影を楽しんでいます。
この度は北邦野草園がある嵐山に撮影に出かけたところ、前日に雨が降り続いたせいもあり登山道の状態が悪く、泣く泣く山の中での撮影を諦めることに。
すっかり秋の山風景を撮るつもりだったのでがっかりしていたのですが、帰り道にすごく近くで列車を撮影できるスポットを発見したので、気分を変えて鉄道写真を撮ることにしました。
いままで走っている列車を撮影したことがなかったので、手探り状態での撮影ではありましたが、普段撮れないような写真が撮れて満足です。
秋の野山と列車
JR北海道785系 エル特急「スーパーカムイ」?
いまいち自信がありませんが、多分スーパーカムイ。
川・列車・紅葉・青空という素敵な組み合わせで撮れて満足です。
789系1000番台 エル特急「スーパーカムイ」
スーパーカムイの車体にも2種類あることをこの度はじめて知りました。
全く未知な鉄道の世界。
キハ54系キハ54-503
「キハ」「クモハ」ってよく聞きますよね。
『勝手に改造』の地丹くんのおかげで覚えたこれらの単語。
いまいちこの表記が指すところが分からなかったので調べてみたところ、「キ」「クモ」という部分が車両のモーターや運転台の有無を表し、「ハ」っていうのが車両の東急(グリーン車・普通車とか)を示しているようです。
キ・ハ→熱機関を使う・普通車両
ク・モ・ハ→モーターがある・運転台がある・普通車両
というように読み解くみたいです。
知っておくと列車を見る眼が変わりますよね。
↓こちらのページがとても参考になります。

列車の流し撮りに挑戦してみる
鉄道写真といえば流し撮り!という偏見のもと、流し撮りに挑戦してみました。
ちなみに「流し撮り」とは写真撮影技法の一つです。
スローシャッターでカメラを動かしながら移動するメインの被写体を狙うことで、メインの被写体は止まって写り、背景が流れて写るので、写真に躍動感を出したいときに使う技法です。
流し撮りをすると、こんな感じの写真が撮れます。
メインの被写体(列車)が止まって見え、背景が流れているのがわかるかと思います。
ちなみにシャッタースピードは1/25秒です。
それにしても、ピントがかなり甘いですね。
流し撮りは練習あるのみ!とよく言いますが、ほんとそのとおりだと思いました・・・練習するぞー。
流し撮りというテクニック:方法とコツ(写真で解説) | カメラノート
線路・鉄道橋といった名脇役
列車本体を撮影するのも楽しいですけれども、線路とか鉄道橋とかの脇役を撮影するのもまた一味違った楽しみがあることに気づきました。
長い年月のあいだ列車の運行を支えてきて老朽化が進んだその風情は、鑑賞者に様々なストーリーを想起させてくれます。
うーん、いぶし銀!
難しく考えずにまずはカメラを向けてみよう
鉄道写真というと、新参者が参入しづらい雰囲気があるなぁと今まであまり手を出してこなかったジャンルでした。
撮影のポジショニングとかで撮り鉄古参の人に怒られそうな感じ。
でも、普段そこら辺を走っている列車を気ままに撮る分には周りに人もいないし自由に撮影できるので、そこまで難しく考えることはないんだなと実感しました。
列車の撮り方に対して先入観がない初心者ならではの方法で今後も鉄道写真を撮影していきたいなーと思います。
以上、「鉄道初心者による鉄道写真撮影のススメ」でした。