【写真撮影】撮りたいと日々思っていると、その被写体が見つかるという話

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ことわざで「一念岩をも通す」というものがありますが、不思議なもんで「この被写体を撮りたい!」って思い続けていると、その願いが叶うことが多々あります。

先週の3連休の最終日に行った宮岡公園では、僕の一念が通じたのか、ずっと撮りたいと思っていた被写体にめぐり合うこうとができました。

野外で羽化直後のセミを発見

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セミの羽化を観察するのが好きで、夜な夜な羽化するために地中から這い出てきた幼虫を捕まえては、ベランダの網戸にくっつけて羽化を観察する日々が何年も続いておりました。

室内での羽化も見ていて満足できるレベルなんですが、やはり野外での羽化を観察してみたいもの。そしてあわよくば写真に残したい。

そんな思いが通じたのか、偶然羽化したての個体に林の中で出会うことができました。

こんな柔らかくておいしそうな状態の羽化したてセミを野外で見たのは初めてです。

エメラルドグリーンの翅脈が美しい・・・

昆虫界のアサシンことシオヤアブ

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マメコガネを捕食中

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ご尊顔のアップ

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アジサイを前ボケに

昆虫を捕らえて捕食するムシヒキアブ科のエース、シオヤアブ先輩。

シオヤアブ

体長3cm程度でも、スズメバチやヤンマも捕食するというそのワイルドっぷりはもう先輩としか表現のしようがありません。

はじめて生で羽音を聞きましたが、昆虫の羽音じゃないです。あれ。

軍用機みたいな羽音がします。

捕食しているシーンを撮影したいなと思い続けて散策していたら偶然、マメコガネを捕食している場面に出くわすことができました。

くつろいでるニホンカナヘビ

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宮岡公園を散策しているとニホンカナヘビに遭遇することや茂みに逃げる足音を聞く機会がすごく多いんですが、多くの場合向こうが先にこちらを発見して絶好のロケーションで撮影できることが少ないです。

いつかこっちが先に見つけて、油断しているところを撮影したいと想いつづけていたら、葉の上でリラックスしている個体を遠目で発見して望遠レンズで撮影することができました。

これが撮りたい!って気持ちは被写体を引き寄せる

以上、「撮りたいと日々思っていると、その被写体が見つかるという話」を語ってみました。

なんでこんな現象が起きるのかなと考えてみたところ、明確に目標を持つことで意識的に無意識にも目標の被写体を探しながら歩きまわることができるようになるのではないかという結論にたどり着きました。

例えば、「今日はたくさん毛虫の写真を撮ろう」と意気込んで山に入った日は、普段は見落としてしまうような位置にいる毛虫が目につきますし、エゾリスを撮ろうと思った日には鳴き声がいつもより良く聞こえる気がします。

偶然の出会いにまかせて写真を撮るのも楽しいですが、明確に「これが撮りたい!」と思いながら撮影に出かけると、ヒット率が上がるかもしれません。

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