越冬から目覚めたカワラケアリ
越冬体制に入ってから長いこと動きがなかった飼育中のカワラケアリたち。
長いこと記事を更新してませんでしたが、2月初旬からちょこちょこ活動を開始していました。
2月初旬から活動を再開した我が家のカワラケアリ。今日も元気に餌場から乾燥アカムシを運んでます。STYLUS TG-4 toughで撮影。 #アリ #虫 #オリンパス #ant #insect #olympus pic.twitter.com/bsF7ayEywh
— mad (@madhatter8708) 2018年3月5日
ということで現在はこのような感じになってます。
↓画像上をスクロールで横に動きます。

越冬中に少しワーカーが減りましたが新規に羽化した個体も多く、ワーカー数は本日時点で越冬前とあまり変わらず70ちょっとです。
しかし、越冬終了後から育って蛹化した幼虫も多く、これから一気に数が増えそうな感じ。大量の繭と裸蛹そして若齢幼虫の影に隠れて見えませんが、奥に女王がいます。
与えている餌
越冬体制が溶けてからは、蜜餌としてモン・ファボリのメープルシロップを薄めたものと、カルピス原液を薄めたものを交互に、肉餌としてミールワーム幼虫の小サイズを与えています。
メープルシロップ・カルピス両方とも食いつきがよいです。
同時に飼っているムネアカオオアリはメープルシロップにはよく食いつきますが、カルピスにはあまり惹かれない様子。
餌のミルワームも育ててます
餌のミルワームは去年買って成虫になったものを、ダイソーのプラスチックケースにパン粉を敷いたもので養殖してます。
ときおり、野菜の切れ端を入れると一斉に群がって食べています。
あまり入れすぎるとパン粉がカビるので、様子を見ながら入れてます。
羽化したばかりのミルワーム成虫。
このミルワーム、ほとんど放ったらかしでもケース底面にちゃんと卵を産んでくれたようで、卵からかえった幼虫がすくすくと育っています。
自分でミルワームを育てることの利点は、アリの餌源切れを心配することが少なくなるということもあるのですが、ちょうどよい大きさに育ったミルワームをアリに与えることができることのほうが大きいです。
カワラケアリのワーカーはとても小さいけれど、小さいミルワームであれば行きたまま投入して、狩りの様子を観察することもできます。
【虫注意】カワラケアリのワーカーがミルワームを捕まえて巣に持ち運ぼうとしているところ。TG-4で撮影。 pic.twitter.com/j4Q9s2quVe
— mad (@madhatter8708) 2018年4月19日
家の中に生き物がいる喜び
小さい頃から昆虫・魚類・爬虫類・両生類を飼うのが好きで、実家にいたころは見境なくいろいろ育てていたんですが、大学進学時に札幌へ出てきてからは、ほとんどというほど部屋で生き物を飼うことがなくなってしまいました。
そんななか去年から始めたアリ飼育。
机の上のスペースで飼えるので場所はとらないし、行動が面白くてみていて飽きない。
生き物を飼う喜びや楽しさを思い出させてくれたアリに感謝。
今年はもっと種類を増やしたいなぁと思ってます。