ここしばらく最高気温がプラスになる日が続いたため、一気に雪解けが進んだ感がある札幌。
このままだと今季のスノーシューシーズンが終わってしまう!
と思い、昨日の土曜日は宮丘公園へスノーシューを持って遊びに行ってきました。
今季も結構な頻度で宮丘公園でスノーシュー遊びをしてきた記憶があったのですが、過去のブログ記事を見返してみると、今シーズンはまだ1本も記事にしてなかったみたいです。
まだ雪深い宮丘公園
宮丘公園へ向かう道中の道路や歩道の雪はかなり溶けてなくなっていました。
もしかして宮丘公園内の雪もほとんどなくなってしまったのでは……と危惧しながら行ってみると、そんな心配が馬鹿らしくなるくらいの積雪量。
雪の宮丘公園を散歩する人たち
散歩する人たちが踏み固めた道が園内の主要な箇所についていましたが、その道を少しでも外れると容赦なく足が沈み込みます。
そのため園内を散歩する人の足元の装備は長靴・ワカン・スノーシュー・スキー板と様々です。
西野市民の森散策路へ
いつもは宮丘公園内をグルグルまわって終わりだったんですが、この日は天気が良いこともあって、西野市民の森散策路をスノーシューを履いて進むことにしました。
宮丘公園内に散策路の入り口があります。
もうこのあたりから長靴だと雪にズブズブ沈むのでスノーシューを装着。
夏と違ってヒグマの出没に気を使わなくていいのが冬の良さですね。(今の時期はギリギリセーフな感じもしますが)
登り
宮丘公園内はちらほら人がいたのですが、市民の森散策路に入ると一気に人の気配が薄れます。
ちなみに散策中にすれ違った人は2人。
市民の森散策路では、エゾシカに食害された樹がたくさんあります。
エゾシカの痕跡はいっぱいあるんですが、なかなか本体に巡り合うことはありません。
以前、宮丘公園内でエゾシカを撮影してから再撮影のチャンスを狙っているんですが、この2年間というもの見かけたことがないです。
早朝の時間帯に訪れれば見れそうな気もしますが、公共交通機関通いの身ではなかなか厳しいものがあります。

なんかちょっとお洒落な雰囲気の写真を撮りながら、一人もくもくと雪道を進んでいきます。
途中かなり傾斜が急なところもあり、僕のスノーシューだと直線的に登るのが難しかったので斜面をジグザグに登っていきました。
急な坂を登りきると散策路のピークに到着。
西野の町並みと山々が見下ろせます。
自撮り
なんかテンションが上ってきたのか、一人はしゃいで自撮りする三十路男。
顔はフェルトぬいぐるみの「太(フトシ)」から拝借しました。

下り
散策路を登りきったところで今度は道を下っていきます。
途中、水が流れているところがあり、水を飲みに来たのか動物の足跡がついていました。
エゾタヌキの足跡でしょうかね。
クリの木の枝に1個だけくっついていた殻を発見。
下りきったところで、周囲の環境がだいぶ開放的な雰囲気に。
付近ではコゲラがたくさんいました。
中の川付近の散策路入り口まで出ました。
ここは駐車場が設置されているので、車で西区市民の森まで来る際にはこちらの入り口を利用するといいかもしれません。
市街地に出てきてこの日の散歩はおしまいです。
ルート


この日はこのルートを時計回りで散策してきました。(ルートマップはArcGISにGPXデータを読み込ませて作成)
右側の衛星写真を見ていただくと結構山深い道であることが分かります。
宮丘公園〜西野市民の森コースは市街地にありながらちょっとした登山気分を味わえる格好のスポットでした。