旭川へ帰省。そして嵐山公園へ
先週末は半年ぶりくらいに妻の実家がある旭川へ帰省してきました。
土曜日に帰省して久しぶりに会う義父母との楽しい時間をまったりと過ごした次の日、朝早くに起きて一人で嵐山公園へカメラ一式を携えて散歩へ行ってきました。
……それにしても我ながらマイペースな婿であることよ。
そして「せっかくの休みなんだから好きなことしなさい」と快く送り出してくれる義父母の神対応よ。

この日の目的は去年も嵐山公園で撮ったエゾシカを再度撮影に行くこと。
去年までは持っていなかった超望遠単焦点レンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO)を携えてのリベンジです。
嵐山公園入口。
札幌同様、連日温かい日が続いていた旭川。
前日のお昼に下見に来たときには雪が溶けて路面が見えていたのですが、夜に雪がふったようで、路面は雪で覆われていました。
エゾシカを探しながら人気がほとんどない園内を進んでいきます。
念のためスノーシューも持ってきていたのですが、踏み跡がしっかりついていたので不要でした。
今年も大量のエゾシカに会えた
園内に入って5分足らずで早くも第一エゾシカ発見。
ほんと、まったくもって有り難みがないくらい簡単に出会えます。
近くに群れを発見。
びっくりするくらい大量のエゾシカです。
ざっと数えたところ、40頭くらいの群れでした。
それでは、こちらを見つめてくる大量のエゾシカたちの写真をどうぞ。
こちらを警戒しているのか、みんなすごく見つめてきます。
40頭近い野生の鹿たちから一斉に見つめられる経験は、普通に暮らしている限りなかなか体験できないものなんじゃないかなと思います。
静止したエゾシカたちを心いくまで撮影したあと、動きがあるところを撮りたいとわざと追い立ててみたところ、1頭が声高く鳴いたかと思うと群れの全頭が一斉に斜面を登って逃げ始めました。
追い立てたはいいものの、遮蔽物の配置と自分の位置取りを深く考えていなかったので、ほとんどロクな写真が撮れませんでした……馬鹿か俺は。
エゾシカは、逃げるときも横目でこちらを警戒してます。
最後の最後まで見つめられることとなりました。
嵐山公園展望台
思う存分エゾシカ撮影を楽しんだので、園内を進んで展望台まで向かいます。
ちょうどいい感じに青空が出てきたので、広角で木々を見上げて撮ってみました。
展望台に到着。
展望台からの光景をX-T2でパノラマ撮影して、横スクロールできるように貼り付けてみました。
到着時にはだいぶ雲が出てきてしまいましたが、展望台から見下ろす旭川の町並みは最高です。
せっかくフルサイズ換算600mmの超望遠レンズを持ってきたので、町並みの写真をモノクロで撮ってみました。
鷹栖方面の様子です。
近文駅付近を旭川駅方面に向けて走る列車。
日本製紙工場の煙突から湧き上がる煙。
嵐山公園とエゾシカ
エゾシカが大量にいる嵐山公園。
去年来たときよりも大量のエゾシカに会うことができました。
写真撮影をする分にはエゾシカが多いほうが楽しくていいですが、園内の木々の多くがシカの食害にあって樹皮を剥ぎ取られており、ちょっと増え過ぎじゃないかなという印象も。
JRとか近隣の農家とかも、かなりエゾシカ被害が出ているんじゃないかなと推測します。
嵐山公園へは、帰省するたびに毎年通って今後の様子を見守っていきたいなと思っています。