先週、マクロレンズを1本購入しました。
ニコンの AF-S Micro 60mm f/2.8G EDです。
Nikonの言い分では「マクロ」ではなく「マイクロ」レンズという呼称なんですが、まぁマクロレンズだよねということで記事中ではマクロレンズと呼ばせていただきます。
せっかく買ったのに外でマクロ撮影する機会がまだなかったので、D7100に装着して、行きつけの宮丘公園まで撮影に行ってきました。
撮影した写真
札幌の町中は全然雪がなかったのに、宮丘公園はさすが西野だけあって園内はかなり雪が積もってましたね。
長靴を履いていって正解でした。
で、雪を踏み分けながら撮ってきた写真がこちら。
※すべて三脚は使わずに全部手持ちで撮影しています。
太陽を背景にアジサイ科の装飾花を撮る。
太陽をもろにフレームに入れても全然撮影できてしまうくらい逆光耐性のあるレンズです。
逆光条件に果敢にチャレンジできます。
さすがのナノクリスタルコートレンズ。
マメ科植物の果実。こちらも逆光で撮影。
毛の1本1本まで繊細に描写できてますね。
アカエゾマツの葉からしたたり落ちる雪解け水を撮った一枚。
撮影タイミングやピント合わせに苦労しました。
ピントがあったところのシャープさは流石です。
もっと粘って葉と水滴両方にピントが会うように撮ればよかったと後悔している一枚でもあります。
外でAF-S Micro 60mm f/2.8G EDを使ってマクロ撮影した所感
手ブレ補正機能がついていないので、追い込んで撮りたいなら三脚が欲しい。
今まで、5軸手ぶれ補正機能が付いているオリンパスのマイクロフォーサーズ機 OM-D E-M5にマクロレンズ M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro を付けてマクロ撮影をしていたので、手持ち撮影でもブレがあまり気にならなかったんです。
でも、おなじ感覚でD7100に AF-S Micro 60mm f/2.8G EDの組み合わせで撮影すると簡単に手ブレします。
D7100の画素数の多さも関係しているんでしょうが、OM-D E-M5の手ブレ補正の強力さに今更ながら気づくこととなりました。
構図を決めてじっくりとピントを追い込みながら撮影したい場合には三脚は必須ですね。
手持ちで等倍マクロ撮影したい場合には、OM-D E-M5にマクロレンズ&M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro のほうに軍配が上がるかと思います。
ピント合わせがよりシビアになるマクロ撮影。
少しでもファインダー越しのピント合わせが楽になるようにファインダー倍率を上げてくれるアイテム、パナソニックのマグニファインダーアイカップ VYC0973を買ってみたんですが、これが正解でした。
パナソニックのアクセサリなのに、のD3000系・D5000系、D7000系にそのまま付けられて、価格も1500円程度とコスパ最強のアイテムです。
ファインダーの周囲がケラレるとのレビューもありましたが、D7100に付けて使った感じだと全く気にならないレベルです。
このアイカップを取り付けると、ファインダー倍率が1.2倍となるのでファインダー越しにピントの山がつかみやすくなります。
ちなみにD7100につけるとファインダー倍率0.94倍が1.128倍にアップします。
フルサイズ換算で0.752倍となります。
※参考
間違いやすい、ファインダー倍率とは?/デジタルカメラ基礎知識
圧倒的ではないか、この逆光耐性は!
さすがナノクリスタルコートだけあって逆光にはべらぼうに強いレンズです。
マクロ撮影時には植物の毛の輪郭を逆光で撮影して輪郭をくっきりさせたい場面が多々あります。
そんな時にこのレンズはとても頼もしい1本。
フレアやゴーストを気にせず逆光撮影できるのは嬉しいですね。
最初、M.ZUIKO ED 60mm F2.8 Macro もあるしマクロレンズはもういらないかなとも考えていたんですが、全然違う特徴をもったレンズであることがわかったので買ってよかったなと思ってます。
以上、「ニコンマイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G EDで野外マクロ撮影」でした。