ミルワームを買うついでに中島公園で写真撮影
飼育しているアリの餌としてミルワームを買うために、今日は南14条西6丁目にある熱帯魚ショップアクアフレンド北水へ地下鉄に乗って行ってきました。
ここしばらくペットショップを何件か回ってもどこにも生きたミルワームが置いてなくて。
ちょっとしたミルワーム難民となっていたんですが、アクアフレンド北水さんはさすが爬虫類・両生類も扱っている熱帯魚ショップだけあってちゃんと生きたミルワームを販売してました。
ただ、アリの餌のミルワームを買いに行って休日が終わるのも味気ない気がして、アクアフレンド北水に行くまでに中島公園を通って何枚か写真を撮ってきました。
経験上、ふらっと立ち寄ったところで漫然と写真を撮っても良い写真が撮れないことが分かっていたので、今回は「マイクロフォーサーズ機だけど3:2のアスペクト比で写真を撮ってみる」をテーマにして撮影。
ちなみに使用したカメラとレンズはOLYMPUSのOM-D E-M1 MarkⅡとM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROです。
3:2の画像比は横の拡がりが表現しやすい
中島公園内にある日本庭園の池。
マイクロフォーサーズ機のデフォルト画像アスペクト比って4:3なんですが、横位置で風景写真を撮っていると「なんとなく横の拡がりが足りない……」ってなることが結構多いんですよね。
なんでそんなふうに感じてしまうか考えてみたところ、「4:3だと縦部分に余計な空間が入る」ってことに気づきました。
前後の奥行きを感じさせるぶんには4:3の画像比がいい仕事することがあるんですが、横方向の拡がりを表現したいときには、やっぱり横長な3:2のほうが簡単に表現できると思います。
さっきと同じ池で石灯籠付近をアップで撮ったものをモノクロに加工したもの。
僕のじいさんが庭いじり(盆栽とか日本庭園寄りの)が好きだったのでナチュラルに石灯籠があったせいか、石灯籠を見るとなんだかとっても落ち着きます。
日本庭園にあった鹿威し。
3:2の画像比で撮ると、縦長の扱いに困るのかどうしても縦位置写真の枚数が少なくなってしまいます。
構図の構成技術をもっと極めればそんなことはないのだろうけど、僕は縦位置については4:3の方が撮りやすいと感じています。
日本庭園を抜けてちょっと奥まったところに小規模な人口の滝のようなものがあったから、手持ちスローシャッターで水の流れを活かして撮ってみました。
望遠端40mm & 1/2秒のシャッタースピードで手持ち撮影してるけど、OM-D E-M1 MarkⅡの手ぶれ補正がすごく効くので手ブレがあまり気になりません。
5軸シンクロ手ぶれ補正搭載のレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROなんて買ってしまった日には新しい人生が拡がってしまうんでないかと思いながら銀行の預金残高を眺める日々です。
水色と白の配色が特色の建物、豊平館。
明治時代に開拓使が建てた洋造ホテルで、国の重要文化財に指定されているらしいです。すごいね。
積極的に画像比を変えてみるのもアリだと思う
今まで風景写真を撮る時に、なんとなく4:3の画像比が気に食わなくて3:2で撮れるFujifilmのX-T2とかを使っていたんですが、よく考えたらマイクロフォーサーズ機でも設定を変えたり、写真加工時にいくらでも3:2にできるんですよね。
たまに「4:3センサーなのに3:2の画像比で撮るのは、画像の短辺部分をクロップするのと同じなので、センサーをフルに活かせずもったいない」という主張を目にすることがあって、僕もその考えに染まっていた感じがします。
ただ、表現したいものによって自分が考える最適な画像の縦横比があるのなら、撮影時に柔軟に画像比を切り替えて撮ってみたほうがいいんじゃないかなと思います。