先日、職場でカメラマン的なことをする機会が降ってきました。
講演会イベント開催にあたって、Facebookに投稿する広報用の写真を撮影するみたいな役割。
部屋でコリラックマぬいぐるみ撮影をしたり、野山で虫や植物の写真を撮ってブログで公開してはいますが、仕事の場で人に依頼されてちゃんと撮影するのは初めての経験です。
イベント当日は、撮り逃したらアウツという状況のプレッシャーに耐えながらも無事になんとか納得のいく写真が何枚か撮れたので、それを広報担当の職員さんに提出したわけです。
対面で自分の撮った写真に専門的なコメントをもらった
写真を提出した広報担当の職員さんっていうのが、人物写真がべらぼうに上手い人でして、その人に撮影した写真を見てもらった結果、とってもタメになるコメントをいただきました。
僕の写真の良い点・悪い点に関して具体的には以下のような
僕の写真の良い点
- 主題を意識した構図で撮れてる
- 背景をしっかり考えて撮れてる
まずは「madさん、かなりの枚数の写真撮ってますね」とお褒めの言葉をいただきました。
職場では「写真撮るのがちょっと好きです」くらいの雰囲気しか出してなかったんですが、実際には人並み以上の枚数写真を撮っている自覚があるmad。
見る人が見たら分かるものなんだなーと驚きました。
また純粋に写真が上手い人から褒められるとすごく嬉しい!
自分の写真を見返したり、好きな写真を眺めたりして試行錯誤しながら色々写真を撮ってきた結果がちゃんと身になってるという確信がもてます。
僕の写真の残念な点- シャドー部のディテールが潰れてる
- 状況を説明するための人物の切り取り方に若干難あり
しかしながらこのように耳が痛い言葉もしっかりといただきました。
後者に関しては、イベント中、質問者の背中と質問に答えている講師を正面からとらえる構図の写真で、madは講師を中心において質問者の右肩より先をカットして撮影したんですが
「質問者の隠れている右腕が重要。この腕を上着のポケットに入れているか、それとも熱心に講師へ向けて質問するために手振りをつけているかで写真の印象がかなり違ってくる」
というコメントをいただいて、なるほど!!と目からウロコが落ちました。
こんな視点は自分一人で写真を撮っていると得られないものです。
その道の熟練者からのフィードバックって、めちゃくちゃ大事。
良い意見や指摘が上達につながる
写真を始めると、自分の撮影した写真を認めてもらいたいと考える方は多いと思います。逆に、悪い部分を指摘して欲しいとも思うかもしれません。
良い意見や指摘などを受ける事で、格段に上達する様になります。
- 自分の写真が上達しているのか分からない
- なんだか最近写真撮影がマンネリ化している気がする
- だけど、どうしていいかわからない!
という人は、一度自分の写真に写真撮影の先達からフィードバックを受けると道がひらけますよ。きっと。
熟練者からフィードバックを受けられるような環境(ネット・リアル問わず)を探してそこに身を置きつづけることが芸を極める道なのかもしれません。