早くも今年の紅葉シーズンが終わりそうな気配が漂っているここ札幌。
今年の紅葉と別れを告げようとしていた紅葉ハイシーズンの先々週に1週間の東京出張が入ってしまい……。
サラリーマンとしての悲哀を感じながら出張から帰ってきた翌週の週末であるところの先週土曜日(10/28)、大都会東京で削られたHPを回復すべく札幌市北区にある百合が原公園へ紅葉写真を撮影に行ってきました。
百合が原公園
北海道札幌市北区にある大きな公園です。
北区と東区の境界に広がる札幌市が誇る花のテーマパーク。「86さっぽろ花と緑の展覧会」の会場となり、姉妹都市であるポートランド、ミュンヘン、瀋陽の協力で作られた「世界の庭園」や、花園の中を走る列車「リリートレイン」など話題の施設がある。この公園のテーマであるユリの種類は、現在約100種、6月下旬から8月まで色とりどりの花を見せてくれる。
北海道新聞社 編 『新板 札幌の公園ガイド』より
JRでも行きやすい(JR学園都市線 百合が原駅より徒歩で約6分)し、道も平坦で自転車で行けない距離でもないので、たまにぷら~っと訪れている公園です。
※園内にあるサイロ展望台
この時期は普段130円の入園料がかかる「世界の庭園」への入場料が無料【今年は平成29年10月1日(日)~11月3日(金・祝)】ということもあり、世界の庭園の紅葉模様を撮影してこようと行ってきた次第。
世界の庭園の紅葉模様
瀋芳園
中国の伝統的な自然散水の庭園をイメージして作られた瀋陽園。
中に入ると見るからに異国情緒が漂っており、「ここは日本か?」と思ってしまうような不思議な光景が広がっているスポットです。
この日は中華系のコスプレをした女性がここで写真撮影をしていましたが、ぴったりな場所かもしれません。
ポートランドガーデン
ポートランド市の一般的な家庭の庭を再現したというポートランドガーデン。
その中でもこの木造構造物から見た光景がなんとも印象的で撮った一枚。
トンネル構図で紅葉写真を撮りたいと思っていたところ、素晴らしい被写体に出会うことができました。
日本庭園
鹿威しもある日本庭園。
The、和!って感じの光景が広がる空間ではありましたが、撮影する時間を間違えたか光の当たり方がちょっと残念な感じになってしまいました。
赤を基調とした紅葉の様子を楽しむのならば、この日本庭園が一番綺麗かもしれません。
その他園内で撮った写真
園内のベンチで、コンビニのレジ袋に入ったペットボトルのお茶を飲んでいたら、袋のガサガサ音を聞きつけて餌をもらえると思ったのか猫が近づいてきました。
飯くれよーとばかりに「にゃぁー」と鳴いてこちらを上目遣いに見つめてくる猫。
あまりに可愛くてなにかあげたくなりましたが、あいにく食べられるものはなにも持っていなかったので、写真だけ撮らせてもらいました。
使用カメラ&レンズ
X-T1からX-T2に乗り換えたものの、X-T2の購入時はLightroomでRaw現像できなかったのでいまいち使いづらいなーと思っていたところ、いつのまにかLightroomのAdobe Camera RawがアップデートされていたのかFujifilmのフィルムシミュレーションを適用させつつRaw現像できるようになっていました。【※環境を確認したところ、Adobe Photoshop Lightroom 6(バージョン 6.8、Camera Raw 9.8)でした】
いままでJPEG撮って出ししかできなかったので、撮影時に色々と設定を変える必要がりX-T2を使うのが若干億劫になっていて、M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを着けたOM-D E-M1 MarkⅡとの2台持ちだったのですが、これで俄然X-T2が使いやすくなったため、風景メインだとX-T2だけ持っていけばいいかなって感じになりました。