ちょっと前の話になってしまいますが、先週の金曜日7月10日の夜に札幌北高校の行灯行列をカメラ片手に見物に行ってきましたよー。
1〜3年生の高校生たちが威勢よく声をあげて、行灯を担ぎながら薄闇の中を歩いて行く光景は懐かしくもあり、過ぎ去った青春を思い起こしてしんみりとしながらも、卒業アルバム制作のカメラマンばりにバシャバシャ写真を撮ってきました。
madの高校も、行灯行列が学祭の前夜祭ポジションを占めていたので馴染みがある光景だったのですが、嫁さんの高校では行灯行列がなかったそうで目を輝かせながら眺めてましたね。
僕が高校生のころは、灯の電源として車のバッテリーを何個も乗せるため、すごく行灯が重かった記憶がありますけれども、今は行灯に繋げた発電機をカートで引っ張って歩く仕様になってて驚き。
バッテリーの位置とか気にしなくてよく、デザインの自由度があがったのは羨ましいですね。
1年生から3年生まで計24クラスの作品を全部見てると、やはり上級生になるにしたがって製作技術が上達していくんだなぁと。
骨組みの組み方や、躍動感を感じる構図デザイン、彩色とかで歴然とした差が出てきます。
行列を見送ったあとに感じる”興奮が混じった寂しさ”の余韻がなんとも心地良く、「あぁ、これはきっと来年も行くな」と思った行灯行列でした。