鉢を使わずマンションのベランダで花を育ててみた

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先週末・先々週末の札幌は天気が良くなかったこともあり、外に写真を撮りに出かける機会がめっきりと減ってしまった2週間。
その結果ブログを全然更新できないでいて、なんともモヤモヤとした気持ちに。

別に誰に強制されているわけでもないので、ブログを更新できなければできないで問題ないのでしょうが、ブログ記事を書き終えたときのなんとも言い難い充実感を感じて一日を終えたいのだろうなと思っています。

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そこで、外に行って写真を撮らずとも何か書けるネタはないかなーと考えてみたところ、今年は賃貸マンションのベランダで花を育て始めたことに気づきました。

マックスマムを購入

今回育て始めたのは、サントリーフラワーズが販売している品種「マックスマム」

サントリーと聞くと、ビールを始めとした飲料を製造販売している会社というイメージがありましたが、実は植物の研究開発も手がけていまして、その花事業部が2002年に独立したのがサントリーフラワーズ株式会社です。
このサントリーフラワーズ、2004年に「青いバラ」の開発に世界で初めて成功した会社といえばピンと来る人も多いのではないでしょうか。

世界初!「青いバラ」への挑戦|私たちの研究・技術|サントリーグローバルイノベーションセンター

そのサントリーフラワーズ株式会社が開発した品種である「マックスマム」
公式HPの説明によると、以下のような特徴があるみたいです。

  • 通常マーガレット比約2倍の大輪
  • 驚きの生育スピード
  • こんもりとまとまりのよい草姿

マックスマム 花苗 | ガーデニング・園芸 | サントリーフラワーズ

たまたまDCMホーマックで見かけたので、一株購入してベランダで育ててみました。

ベランダでの袋栽培

我が家のベランダは東向きで、午前中までは良く日が当たりますが、午後はあまり日が差さない環境です。
以前住んでいたマンションは、南向きのベランダがあったのでゴーヤを育ててましたが、さすがにこの環境ではゴーヤを育てるのは無理かなと思っています。

札幌のベランダでゴーヤ栽培日記_緑のカーテンに憧れて
昨日すごく久しぶりに自分のTwitpicを見返したていたら、2年前にベランダで育てたゴーヤの成長日記を見つけました。 当時、緑のカーテンが流行ってましたねー。 僕が育てたらカーテンなんて表現が生易しすぎるほどに育ったんですよ。 ...

そんな環境でのマックスマムの植え付け。

大きめの鉢に植え付けすることが推奨されているマックスマム。
本当はちゃんと植木鉢なりプランターなりに土を入れて植え付けるのが正しいやり方なのでしょうが、大きめの鉢はそれなりにいいお値段がしてしまいますし、栽培が終わって片付けるときに邪魔になります。

そこで今回はゴーヤ栽培の時に大成功した経験を踏まえて、鉢を使わず培養土の袋にそのまま植え付けてみました。(この育て方を「袋栽培」と呼ぶらしいです)


アイリスオーヤマのゴールデン粒状培養土5リットルを買ってきて、底の角を2箇所切り落とし、底面近くの袋表面に適当に穴を開けて排水口を確保するだけでそのまま植え付けが可能です。
見た目はあまり良くありませんが、鉢・鉢底ネット・鉢底石を揃えなくてもパパっと簡単に植え付けができてしまうのが袋栽培の嬉しいところ。

植え付けてから1ヶ月が経過

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2017年5月6日

マックスマムを一株買ってきて、5リットルの粒状培養土にそのまま植え付け。

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植え付けてから3週間後の5月30日の様子。
葉がどんどん伸びて広がってきて、花もポコポコ開くようになってきました。
さすが前評判どおりの成長の速さ。

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植え付けてからほぼ1ヶ月経った6月5日の様子。
ますます旺盛に育っています。

植え付け2週間後くらいから、固形肥料としてエードボール5粒を置き肥して、1週間に一回ほど500倍くらいに薄めた液体肥料ハイポネックスをあげています。


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我が家のベランダの様子。
マックスマムの奥に見えるのはニレケヤキとブナの盆栽です。
仕事から帰ってきて真っ先にベランダに向かい、花や盆栽を眺めながら飲むビールが最高にうまい!

ゆっくり少しずつ育っていく盆栽と違い、草花は成長が早くて日々ダイナミックに姿を変えていくのが魅力ですね。
今年中にどこまで大きくなるか楽しみです。

花を積んで一輪挿しにも

次から次に新しい花を咲かせてくれるので、ちょこちょこ花を積んで妻の机の上に一輪挿しに挿して飾ったりもしてます。

ベランダで植物を育てる愉しみ

これはベランダーの手記である。
ベランダー。ガーデナーとの違いは一目瞭然だろう。庭のない都会ぐらしを選び、ベランダで植物生活を楽しんでいるのだ。

『ボタニカル・ライフ―植物生活』 より

コンクリートジャングルの中の集合住宅に住みながらも、ちょっとした庭仕事を楽しめる貴重なスペースであるベランダ。
ベランダで植物を育て始めると、時間の流れや季節の移ろいといったものを植物の成長や変化を通してより深く実感することができるようになった気がします。

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