オリンパスのマクロレンズ「 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」が大好きです。
絞り開放からピントが合った部分はシャープな描写&なだらかなボケ味、そして軽量コンパクトかつお値段もお手頃なマイクロフォーサーズ用マクロレンズです。
最近オリンパスからは新しいマクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macroが発売されましたが、僕はマクロレンズの用途として主に昆虫撮影を想定しているので、被写体からの距離が程よく確保できるフルサイズ換算120mmのM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを愛用しています。
ここ北海道では、ぼちぼち虫も本格的に活動を開始し始めて、昆虫撮影を本命としている僕もこれからの時期が本格稼働スタートという感じなのです。
ミカドフキバッタの幼虫でしょうか。
5月21日に旭山記念公園で撮影。
タンポポの花びらの先にとても小さなバッタがちょこんと乗っていたので撮影してみました。
全身をタンポポの花粉まみれにしている感じが、なんとも言えず可愛らしい。
虫じゃないですが、ワガバグモ。
5月21日に旭山記念公園で撮影。
脱皮して間もないようで、すぐ近くに脱皮殻がありました。
こちらも虫ではありませんが、ウロコアシナガグモ。
5月20日に北大植物園で撮影。
北大植物園で撮影した(たぶん)カタクリハムシ。
5月20日に北大植物園で撮影。
なお、林内でとても小さい昆虫を撮影するときには自然光だけでは光量が足りずにシャッタースピードが遅くなってしまい被写体ブレを起こしてしまうので、大型の昆虫を撮る時以外は基本的にフラッシュディフューザーとしてKenkoの「影とり」をレンズに装着してフラッシュを発光させて撮影しています。
またフラッシュを発光させるときは、マニュアルで絞りとシャッタースピードを調整してフラッシュの光だけで露光するようにしてます。
マニュアル露出+ストロボを使ってうまく昆虫撮影する方法のほか、昆虫を上手に撮影する技法については、昆虫写真家である海野和男さんの著書『デジタルカメラによる海野和男の昆虫撮影テクニック』がとてもわかりやすいのでオススメです。