インクジェットプリンターで印刷できるプラバンを発見
みなさん、「プラバン」って覚えてますか?
そう、僕くらいの年代の人が小さかった頃に流行った(?) マッキー等で図案を書いてからオーブントースターで焼くと縮んでかたくなるプラスチック板です。
最近はアクセサリー作りで女性の間で再ブームが訪れている感もあります。
レジン細工も流行ってますね。
Webで「マンホールをプラバンにしたら5歳の娘が大喜びで駆け出した 」なんて記事を見つけて読んだところ、遠い日のプラバンにかける情熱が28歳になって再熱してしまいまして
「うぉー、プラ板焼きてぇ!」
と、気分は少年時代に逆行ですよ。
で、プラバン工作を近日中に実行するという項目をTODOリストに記載して、どんなものを作ろうとつらつら考えてみたところ、せっかく写真をバンバン撮ってるので写真を印刷してそれでプラバンを作ろうという考えに思い至ったんですね。
技術革新がめまぐるしい昨今、きっとプリンタで印刷できるプラバンもあるだろうとAmazonで検索をかけてみると、ぴったりの商品が!
こちらの商品はインクジェットプリンターで印刷できるプラバン。
いや、ほんと技術革新ってすげーと思いますね。
タイムマシン使って自分の少年時代にこれを持って行って自慢したい気分ですよ。
Amazonでポチってからワクワクしながら待つこと数日、郵便受けにプラバンが届いていたので、仕事の疲れも吹き飛びさっそく開封。
- はがきサイズのプラバン2枚
- 色写り防止のシリコン紙1枚
- キーホルダー用金具2個
が入っていました。
さっそくプラバン工作してみる
使用する写真の選定&加工
まずはプラバンに使う写真の選定です。
今回は上の過去記事から、次の写真をセレクトしてみました。
三十路前の男がキャッキャウフフしながら撮影したいわく付き、我が家のリラックマファミリーの写真です。
いま見返してもかわいいなぁ。
プラバンに印刷するときは裏面が印刷面になるので、まずは画像を左右反転させます。
そして、長辺方向の収縮率が短辺方向にくらべて10%ほど大きいとのことだったので画像も横長に加工します。
そしてできあがった画像がこちら。
めたぼさん(一番でっかいコリラックマぬいぐるみの愛称)が若干スリムになってるのが分かるかと思います。
プリンターで印刷
このプラバン、裏表があります
ツルツルした面が表でザラザラした面が裏です。
印刷はザラザラした面に行います。
正面から見たときに左右が反転しないようにあらかじめ画像を左右反転させました。
印刷したらこんな感じになります。
透明な感じが綺麗でこのままでも素敵。
オーブンレンジで焼く(トーストモード)
お次はプラバン作りの醍醐味、焼きの作業です。
プラバンがくっつくのを防ぐために、一度くしゃくしゃにしたアルミホイルを伸ばしその上にプラバンを置いて焼きます。
我が家にオーブントースターがなかったので、オーブンレンジのトーストモードで代用。
加熱開始1分弱でプラバンが縮み始めました。
しわくちゃになったコリラックマを眺めていると良心の呵責に襲われますが、プラバン工作の醍醐味は、どんどんしわくちゃになって縮んでいくさまにもあるので複雑な心境です。
もうしばらくすると、しわくちゃ具合が落ち着いてきて平らになってきます。
これくらいまで平らになったら、すぐさまプラバンを取り出して、付属のシリコン紙を印刷面に引いて、分厚い本や板に挟んで圧迫します。
本に挟んで圧迫したらこんな感じになりました。
・・・形がいびつ!!
プラバンをアルミホイルから取り出したときに不用意にいじくったのが原因ですね。
プラバン道は奥が深いぜ・・・
印刷面にトップコートを塗る
焼きあがったプラバンの印刷面はプリンタインクがむき出し状態なので、こすったりすると印刷がはげてしまいます。
なので、印刷面に100均で買ってきたトップコートを塗り塗りします。
こうすることによって、印刷面が保護されて長持ちするようになります。
完成したプラバンがこちら!
トップコートが乾いたら完成!
はがき大サイズがここまで縮みます。
形のいびつさと表面の傷が気になりますがそれなりのできに仕上がりました。
形がいびつなのが悔しかったので、2日ほど置いて別の写真でリベンジ。
※プライベートな家族写真だったのでモザイクかけてます。
今回は印刷後、ハサミで4隅を丸く切り落とし、キーホルダー金具用に動物足あとパンチで穴を開けてから焼いてみました。
ということを心がけて作ったところ、格段に良いものが完成!
お孫さんの写真をキーホルダーにして、じいちゃん・ばあちゃんにプレゼントしたら喜ばれそうな感じです。
大人になってから作るプラバンは楽しい!
プラバン工作、いろんな工夫ができそうで可能性は無限大ですね。
たまには童心にかえって黙々とプラバンを焼くのも楽しいですよ。
きっと小さいころには作れなかった作品ができるはずです!
以上、「大人になってからのプラバン工作がすごく楽しい!写真をプリントして作ってみた」でした。