石狩川まで写真を撮りに行ったら、たまたまエゾクロテンを見つけて大興奮したけれど、肝心の写真が撮れず悔しい思いをしたのが1週間前。
あまりに悔しかったので、一昨日の土曜日にまた石狩川までエゾクロテンを探しに行ってきました。
結果として、この日エゾクロテンには出会えませんでしたが、かわりに他の動物写真がいっぱい撮れたのでご紹介します。
JRと徒歩で石狩川へ
この日の散策範囲は、上の地図で紫色になっているあたりです。
JR学園都市線で「あいの里公園」駅まで向かい、そこから歩いて石狩川まで出て、川沿いをスノーシューを履いて散策してきました。
石狩川の河川敷、先週来たときより更に雪深くなっていました。
スノーシューや歩くスキーがないと、散策するのはかなり厳しいかと思います。
スノーモービルを乗り入れて遊ぶ人もみられました。
下から見上げる札幌大橋。
黄色の橋と青空のコントラスト。
カーブミラーに映る雪景色。
足跡を追いながら、動物を探していきます。
この日撮影した動物たち
キタキツネ
キタキツネの足跡がたくさんあったので、足跡を辿って歩いていったら本体を発見しました。
キツネに気づいたときにはあまりに距離が近くて、木が邪魔だったんですが、カメラアングルを変えようと少しでも動いたら逃げ出しそうだったのでこんなカットに。
この写真を撮ったあと、こちらが動いたら案の定逃げ出してしまいました。
逃げ出したキツネの後を追っていくと、無事に再開することができました。
今度は水路を挟んで反対側に発見です。距離が離れているからか、警戒心が薄め。
水路の手前ギリギリまで近づいて、デジタルテレコン機能を使って(フルサイズ換算1620mm)撮ってみました。
うとうととまどろんでいるように見えます。
このあと水路の向こう側へ渡ってこっそりと近づいてみたんですが、近くに寄る前に逃げられてしまいました。
最後はかなり遠くにいたキツネの写真。
我ながらよく発見できたなというくらい遠くにいるのを見つけて、林に入っていくまでを見守っていました。
オジロワシ
この日は3回ほどオジロワシに出会うことができました。
1回目はJR学園都市線の石狩川橋梁をバックに飛んでいる成鳥。2回目は木に留まっている幼鳥。3回目は木に留まった後に飛び出した成鳥です。
川沿いに出かけるたびに樹上にオジロワシが留まっていないか気にしながら歩くことを続けていたおかげか、遠目からでもだいぶオジロワシを発見することができるようになってきました。日々の訓練って大事ですねー。
ダイサギ
空を飛んでる大きい白い鳥を発見。ダイサギです。
やっぱり大きい鳥を見つけるとテンションが上がりますね。
ウミウ
凍っていない水辺にはウミウが1匹いました。
ウミウの写真を撮るのは、2年ほど前に中島公園で見かけたのを撮影してから2回目です。
ハクセキレイ
ウミウがいた水辺では、ハクセキレイが餌を探してついばんでいました。
アカゲラ
ハシブトガラ
帰りが遅くなる場合はちゃんと連絡しよう
「暗くなる前に帰るよ」と妻に言って家を出てきたはいいものの、動物を探しながら黙々とスノーシューで雪を踏みしめて歩き回るのが楽しくて、またエゾクロテンを見つけたいという思いが強く出てしまい、ついつい日が傾くまで長居してしまいました。
帰りが遅くなりそうな段階で一度妻に連絡を入れればよかったのですが、携帯電話が古すぎて(2003年発売のガラケー)寒さでバッテリーがやられたのか電源が落ちてしまい電話できず。ネット接続できるiPhoneも持ってたので、連絡しようと思えばTwitterやメールで連絡できる状態でしたが、無精して連絡しなかったのが悪かった。
家に着くと「帰ってこないし電話繋がらないから川に落ちたかと思って心配した!」と妻に怒られてしまいました。
動物にたくさん出会えて嬉しかった1日でしたが、”帰りが遅くなりそうな場合は事前にしっかりと連絡をする” ことの大事さを再認識した1日でもありました。