変速なしのママチャリからクロスバイクにグレードアップ
自動車の運転免許は持っていれど、泣きたくなるくらい運転センスがないため車は保有しておらず、ちょっと遠くに行きたいときは公共交通機関と自転車しか移動手段がない34歳。
昨今の新型コロナウイルス感染症の状況をみていると公共交通機関を使うのもためらわれる。ということで長距離の交通手段が自転車一択だったんですが、その自転車が変速なしのママチャリ。
ママチャリより良い自転車を買ってみたら、今までより行動範囲を広げられるのではないかと思い、清水の舞台から飛び降りた心持ちでクロスバイクを購入。
「ブリヂストン グリーンレーベル オルディナ F8B」という車種です。
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クロスバイクだけど、チェーンではなくベルトドライブを採用して日々のお手入れを簡単にしたモデル。
5chのスレッドを眺めると、「前輪だけディスクブレーキで中途半端」やら「スペックに対して価格が高すぎる」やら酷評されている自転車でしたが、購入にあたって自分が重視するポイント
- 今使っているママチャリより軽い
- とにかく日々のメンテナンスが簡単
- ちょっとやそっとじゃパンクしたり壊れないくらい頑丈
- なにかあったときに近場の自転車屋さんに持っていけばなんとかしてもらえる
を重視したところ、ブリヂストンのこの自転車になった次第。
ヨドバシドットコムで8月13日に発注し、8月28日に納車となりました。
生まれてこのかた1万円くらいの自転車にしか乗ったことがなかったので、一気に10倍価格の自転車に乗るのが恐ろしく、鍵は以下の2種類を購入。加えてちゃんとしたタイヤの空気入れを持っていなかったので、空気圧が図れるこちらの空気入れも購入しました。
いままで公共交通機関じゃないといけないと思っていた場所に行ける喜び
購入したクロスバイクを試しに漕いでみると、今まで乗っていたママチャリはなんだったんだろうかというくらい楽にスピードはでるし坂道も楽だしで、すっかり嬉しくなってしまい、ここ半月ほどで普段は公共交通機関じゃないと行けないような場所にいろいろと行ってきました。
石狩浜・はまなすの丘公園
自転車が納車された翌日に早速行ってみたのは「石狩浜」と「はまなすの丘公園」。

今までだと、上の記事のようにバスに乗って終点まで行く距離ですが、クロスバイクに乗ってみるとあら不思議。豊平川沿いに往復80kmくらいの距離ですが、無事に行って帰ってくることができて感激。
以下、道中の写真です。
白石サイクリングロードを通って野幌森林公園へ
もしかして今までJRで行ってた野幌森林公園にも自転車で行けるんじゃない?と思い立ち、9月3日は白石サイクリングロード経由で野幌森林公園のトド山口まで行ってきました。
わりと余力を残しながら野幌森林公園のトド山口まで来ることができたので、そこから公園内を歩いて散策。コウライテンナンショウにつくベニスズメの幼虫や、花で吸蜜するミドリヒョウモンを堪能。
石山緑地と豊平川にかかる御料橋、そして白川神社
豊平川沿いをいつもより遠くまで攻めてみようと思い、9月5日は石山緑地や硬石山・御陵橋・白川神社のあたりまで行ってきました。
八剣山トンネル経由で定山渓まで行ってみた
10年ほど前に変速なしのママチャリで行って帰り道で太ももが悲鳴をあげた定山渓。そのときのリベンジを果たすべく今回クロスバイクで挑戦してみたら昔よりかなり楽に行って帰ってこれたので嬉しくなりました。
行きに寄った藻南公園で大好きなニホンアマガエルを見つけて撮影会。
八剣山を貫く八剣山トンネルを抜けて、小金湯を経由して定山渓に到着です。
車の代わりとしてのクロスバイク
もともと車は持っていないし、持っていたとしても運転センスが皆無で危なっかしくてヤバいレベルの人種だったので、週末にどこか遠出するときは公共交通機関に頼るしかない生活でしたが、昨年からの新型コロナウイルス関係のもろもろで公共交通機関を使うのがためらわれる日々がずっと続いていました。
そうなると頼みの綱は自転車と太ももしかないのですが、変速なしのママチャリだと行ける範囲も限られる(頑張って行けたとしても、道中写真を取る体力が残っていない)という状況だったので、一年発起してクロスバイクを買ってみたところ、自分の力で楽に長距離を移動できるようになり、世界が一気に開けた気がしました。
カメラやレンズであればホイホイ出せる金額なのに、同じ価格の自転車だと高く感じてしまって、自転車ヘビーユーザーなのに今まで手を出していなかったクロスバイク。酒によった勢いで思い切って買ってみたら、思っていた以上に快適で行動範囲も拡がり大満足です。