塗り絵用ドローイングボードを作って妻にプレゼント
妻が「大人の塗り絵」にハマってからはや半年。
最初は一月くらいで飽きるかなと思いきや、今や塗り絵ブログを開設するほどに熱中していて嬉しい誤算です。
そんな妻ですが、長時間テーブルで塗り絵をしていると「猫背気味になって背中・首・肩が痛くなり、胃が圧迫されて気持ち悪くなる」という不調を最近ぽつぽつ訴えるようになっていました。夫婦そろって逆流性食道炎だしね。
妻が塗り絵をしている様子を観察してみると、たしかに地面と水平なテーブルに塗り絵本を置いて覗きこむように塗っているので、さもありなんという感じがしました。
で、そんな妻が傾斜をつけて塗り絵を塗れるドローイングボードなるものをネットで物色していたことがあったんですよ。
でも、商品として流通しているものはプロが使う製図台のように”高い・でかい・高機能すぎ”なものばっかりだったみたいで……スライド式定規とかいらないよ!と。
それでがっかりしている妻をみて、ないなら作ってあげようじゃないかとホワイトデーのお返しとして、ぬりえ用の作業台(ドローイングボード)を作ってあげることにしました。
必要なものはたった3点
今回、塗り絵台を作るために使ったのは以下の3点です。
- BRADA ラップトップサポート(IKEA)
- 600mm×400mm×18mmの板材
- 9mm幅の平ゴム
総制作費用 2800円ほどで作れます。
ドローイングボードの土台となるのは、IKEAのBRADA ラップトップサポートです。
もともとはノートPCを乗せるための台らしいですが、ちょうどいい角度で底面にすべり止めでゴム貼りもしてあるので、土台としてぴったりだと思い、Amazonで注文しました。
送料込みで1300円程です。
このラップトップサポートに600mm×400mm×180mmの板材を乗せるだけで、ほぼ完成。
ただ板を載せただけじゃグラつくだろうと思い、固定用のビスも買ってはいたんですけど、実際に乗せてみたら思いのほか安定したので、板は固定しないことにしました。
片付けるときにもコンパクトになるしね。
ちなみに今回はホーマックでラジアータパインの集成材を買ってきました。
こちらも1300円ほどで購入。
このままでは、ただ土台に板を載せただけで芸がないので、平ゴムを使って少々使い勝手をよくしていきます。
小さいころ、紅白帽に縫い付けていたようなあのゴムです。
こちらもホーマックで200円ほどで購入。
板材の短辺にこのように平ゴムをキツ目に結びつけます。
短辺に張ったゴムの下を通して長辺にも平ゴムを結びつけて完成。
5分もかからず完成です。
完成品
完成するとこんな感じになります。
左右に張ったゴムで塗り絵本を開いたまま固定することができます。
またゴムの位置はスライドして調整可能です。
長辺にもゴムを貼ることで、冊子タイプではない塗り絵を固定したり、色鉛筆やマーカーの置き場として使うことができます。
なかなか使い勝手も良いらしい
こんな塗り絵台を妻にプレゼントしたところ、なかなか使い勝手も良いらしく楽しく塗り絵をしてくれています。
ほんと簡単に作れるので、塗り絵台がほしいな~と思っている人は作ってみるといろいろはかどるかもしれません。
2016-11-22 追記
妻が使い心地を記事にしてくれました。