小樽にはカモメがたくさん。 pic.twitter.com/4fhiRrdcQy
— mad (@madhatter8708) 2018年3月24日
ここしばらく野外で動物や風景の写真ばかりを撮っていたせいか、久しぶりに街中で写真を撮りたいなーという気持ちになったため、昨日は久しぶりに小樽へ行ってきました。
OM-D E-M1 MarkⅡも持って行ったのですが、この日はX-T2をメインに使っていきたい気分だったので、フジノンXF10-24mmF4 R OISとの組み合わせでフィルムシミュレーション CLASSIC CHROME(クラシック クローム)だけで撮るという条件で撮影してきました。
小樽オルゴール堂 本館
JR南小樽駅で下車後、坂を下ってメルヘン交差点まで来ました。
まずは小樽オルゴール堂の本館から撮影開始です。
「館内 写真撮影OK」との掲示があったので、思う存分写真を撮らせていただきました。
館内は様々なオルゴールが展示販売されており、こちらは陶器人形オルゴールのコーナーです。
ステンドグラス大好き。
2階に上がると、高級オルゴールが大量に展示されている素敵空間が広がっています。
トンボの意匠が素敵なシェードランプ。
可愛らしい人形。
なんというか、最高な空間です。
ここに住みたい。
クルミのコブ材を使い、象嵌を施したオルゴール。
お値段160万円超えです。
オルゴール製造の歴史を解説するコーナーに、素敵なミニチュアがありました。
ベルギー製のフェアグランド・オルガン。
2階から1階の売り場を見下ろしたところ。
堺町通り・小樽運河
小樽オルゴール堂を出たあとは、堺町通りを小樽運河方面に向けて歩いていきました。
通り沿いに様々な土産物屋や飲食店が立ち並び、観光客で賑わう通りです。
出世前広場
堺町通の一角に「出世前広場」という周囲と雰囲気が違う小路があります。
大正から昭和にかけてのレトロな小樽の街並みを再現しようと作られた一角のようで、家屋内には昔の生活道具が展示されていたり、軽いタイムスリップ気分が味わえます。
小樽運河
堺町通りを進み、小樽運河(運河プラザ横 )まで到着しました。
小樽運河の撮影スポットということで、いつ来ても観光客で混んでいます。
人の合間を縫って、一枚撮影。
手宮公園へ
第3号埠頭から海を見たところで、手宮公園へ向かいます。
写真右手の小山部分が手宮公園です。
1つ上の写真、中央に写っている橋のたもとまで来ました。
こっちの方まで来ると、ほとんど歩いている観光客は見当たりません。
道中、振り返って船と港を眺めながら手宮・祝津方向へ進んでいきます。
こういう光景をみると、やっぱり港町だなぁと感じます。
それにしても良い天気。
この日はポカポカ陽気で、雪解けが一気に進んでいる感じでした。
路傍の雪に閉じ込められていた様々なゴミが、雪解けとともに顔を出してくるという雪国の風物詩。この日は何やらいかがわしいDVDが顔を出していました。
madが子供のころはビデオテープがよく落ちていましたけれど、時代は変わりましたね。
そんなこんなしているうちに、手宮公園へ到着です。
通年小樽の港と街並みが見下ろせるスポットですが、木々の葉が落ちている冬の時期はより視界が開ける印象です。
↓夏に同じ場所で撮った写真はこちらの記事に載せています。
園内をブラブラと散策。
いままで雪に埋もれて見えなかった土が見えてくる時期になると、「今年もようやく春が来たなぁ」と嬉しくなります。
ひととおり園内を散策したあとは、小樽稲荷神社前の坂を降りて街中へ戻ります。
それにしても、坂の町と言われるだけあって急勾配の坂が多い小樽。
雪が積もっている時期の車移動が大変そうです。
北運河
帰りは北運河沿いを歩いてきました。
船をつなぎとめる綱に繁茂したコケを撮ったり
躍動感あふれる子供のブロンズ像を撮ったりして遊んだのち、堺町通りまで戻ってLeTAOで妻へのお土産にドゥーブル・フロマージュを買って、南小樽駅からJRで札幌まで帰りました。
ちなみに今回の散歩ルートはこんな感じ。
右下の南小樽駅からスタートし、反時計回りに散策してまた南小樽まで戻ってくるコースで、歩行距離は約12kmでした。
クラシッククロームが似合う小樽
ところどころにノスタルジーな雰囲気が漂う小樽の街並み。
そんな小樽に富士フィルムのフィルムシミュレーション「クラシッククローム」が合わないはずもなく、いい感じの写真が撮れました。
もともと広角域の撮影用にとフジ機を購入したため、Xマウントのレンズは超広角ズームのXF10-24mmF4 R OISしか持っていないのですが、これだけ好みの色合いで撮れるのであればもっと色々なレンズも試してみたくなってきますね。