今年も小樽で「おたる潮祭り」が始まりました。【開催期間:2017年7月28日(金)から30日(日)】
今年で第51回目の開催となるようで、7月28日(金)と30日(日)の夜には会場で道新納涼花火大会がが開催されます。
花火も見に行きたいなーと思ったのですが、過去に見に行った際に帰りの札幌行きJRが激混みで体力を根こそぎ持っていかれた記憶があります。
そこで今年は祭り開催期間の中間日である昨日7月29日(土)に祭りの雰囲気を味わおうとX-T1にFUJINON XF10-24mmF4 R OIS を着けて小樽へ遊びに行ってきました。
JR南小樽駅で下車し、祭りのメイン会場へ
札幌からJRで小樽へ向かい、小樽駅の一個手前の南小樽駅で下車。
そこから潮祭りのメイン会場である小樽港第3号ふ頭基部を目指して歩いていきます。
小樽のおなじみ観光スポット「堺町交差点(メルヘン交差点)」
コーヒーの旗で隠れて見えませんが、オルゴール堂の前に蒸気時計があり、時間になると音を立てながら蒸気を吹き上げます。
小樽地方合同庁舎前に着きました。
いろいろな出店があり、これぞお祭りって感じがでています。
さらに第三号ふ頭側へ進むと、祭りのメインステージがあります。
行事案内版
道路を挟んだ向かい側では、ビアガーデンが開催されていました。
カンカン照りの中を歩き回っていたので、水分補給をかねてビアガーデンにて休憩。
サッポロクラシックの生ビールとザンギを注文。
それにしても昼間から外で飲む酒はなんでこんなにうまいのか。
色内埠頭公園
祭り会場でビールを飲んだことによって、なんとなくお祭り気分を味わえたので、今度を祭り会場を離れてゆっくりしたいなという気持ちになってきました。
どこへ行こうかなと考えてみたところ、今まで何度も小樽へ来ていたけれど手宮方面に行ったことがないことに気づいたので、最終目的地を手宮公園に据えて歩き出します。
小樽観光振興公社脇を通って、まずは色内埠頭公園(Google マップ)を目指します。
橋を渡りきったところで来た道を振りかえってみたところ。
色内埠頭公園に着きました。
のんびりと海を眺めることができる公園です。
祭り会場は人で賑わっていましたが、ここまでくると人気もかなりまばらになります。
色内埠頭では、車を横に付けて多くの人がサビキ釣りをしていました。
あっぱれ亭 手宮店の「えびしおラーメン」
色内埠頭公園を後にして手宮公園にを目指す道中、「500m先 えびしおラーメン」の看板がありました。
ちょうどお腹も空いていたので、お昼ごはんはラーメンに決定。
看板の案内通りに道を進んでいきます。
看板を出していたお店、「あっぱれ亭 手宮店」を発見。
「えびしお ラーメン」を注文してみました。
エビの風味が濃厚だけれど割合とあっさりしているスープにさらにエビ3尾が入っています。そして麺は太麺。
とても美味しくいただけました。
手宮公園
あっぱれ亭を出て、海を右手に見ながら道道454号沿いを歩いて行き、湯の花手宮殿の前で左に曲がり、手宮公園(Google マップ)目指して坂道を登っていきます。
かなり急な坂で、一気に見晴らしがよくなってきました。
厩稲荷神社の前を通り過ぎて更に進んでいきます。
このあたりからもう手宮公園内なのかな。
数点の遊具が置いてある展望のよい小広場に着きました。
山・街・海を同時に楽しめるビューポイントです。
ここから花火を眺めたら、すごく綺麗に見えるだろうなという場所でした。
せっかく緑豊かな公園に来たので、少し虫を探してみます。
セセリチョウ(コキマダラセセリ?)がアカツメクサの花で吸蜜をしている様子。
イタヤカエデの木の幹には、木屑を固め合わせて作ったトンネル状のものがくっついていました。
……これはもしや!と思い、一部分を崩してみると
木屑のトンネルの中からアリ(おそらくトビイロケアリ)が慌てて飛び出してきました。
そうなんです、アリの巣なんですこれ。
小樽稲荷神社
さんざんアリの巣をいじくり回して遊んだあと、手宮公園に隣接する場所に「小樽稲荷神社」(Google マップ)を見つけたので参拝してきました。
運河公園
手宮公園と小樽稲荷神社を堪能した後は、坂を下って「運河公園」(Google マップ
)まで戻ってきました。
このあたりからX-T1のカメラシミュレーションをクラシッククロームに切り替えて撮影しています。
道中、小樽市総合博物館前で機関車と転車台を見物しつつ、運河公園に向かいます。
運河公園に着きました。
中央にある噴水と、奥に建つ旧日本郵船小樽支店が印象的な公園です。
だいぶ歩き回って疲れたので、噴水を眺めながらコンビニで買ったビールを飲みつつ休憩しました。
園内には小樽市指定歴史的建造物に登録されている旧日本石油(株)倉庫もあり、中に入ることもできます。
小樽運河
運河公園を出て、小樽運河沿いを散策しつつ堺町の方へ向かいます。
運河に船が停留している様子は小樽ならではの光景です。
小樽運河沿いに立ち並ぶ古びた倉庫の壁の様子も好き。
港町交差点は、「潮ねりこみ」の参加者と見物客で人がごったがえしていました。
飲食屋台がひしめく出抜小路の入り口。
ここだけなんだか別世界のような見た目になっています。
なんだか『艶漢』に出てきそうな建物。
堺町通り
最後は堺町通りをぶらぶら散策。
観光客で賑わうスポットです。
六花亭で妻へのお土産を買って、中央バス小樽運河ターミナル(Google マップ)から18:00発の高速バス「高速おたる号」に乗って札幌へ帰りました。
普段は小樽駅前から発車する高速おたる号ですが、夏休み期間中(7/15~8/20)は小樽運河ターミナルが始発駅になるようです。