M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro マイクロフォーサーズの良マクロレンズ

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どうも、madです。

冬の間は野山へ野鳥撮影に行ったり、動物を撮影したりに行って、めっきり使用頻度が下がっていたマクロレンズ。

マイクロフォーサーズマウント規格の中望遠マクロレンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを持っているのですが、春から秋にかけては植物や昆虫を撮るためにガンガン持ち出していましたが、全てが雪に埋もれる北海道の冬場ではあまり持ち出すことのないレンズでした。

そんな冬の真っ盛りにカメラ本体をOM-D E-M5 MarkⅡからOM-D E-M1 MarkⅡに乗り換えたこともあり、今までM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 MacroをOM-D E-M1 MarkⅡに付けて撮影に行ったことがなかったんです。

週末ごとに野鳥を撮るため遠方に行くことに若干の疲れを感じていた最近。
先週末は少しペースダウンしようと思って、試しにM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 MacroをOM-D E-M1 MarkⅡにくっつけて近場(北海道大学構内)に撮影に行ってみたら、「こんな良い写りをするレンズだったか!」と再認識して惚れ直したので記事にしてみました。

※以下の写真は全てM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 MacroとOM-D E-M1 MarkⅡの組み合わせで撮影しています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroで撮影した写真

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妻が現在頑張って塗っている塗り絵本の表紙を絞り開放(F2.8)で撮ってみました。

chizurumaro.hatenablog.com

マイクロフォーサーズといえども、60mm(フルサイズ換算120mm)でF2.8だとかなりボケます。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROも同じ開放F値ですが、ボケの性質がかなり違い、M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroはさすがマクロレンズといったところでしょうか、とても柔らかく綺麗な感じで合焦位置の前後がボケてくれます。

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北海道大学構内(以下、北大構内)のポプラ並木横にある新渡戸稲造像。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroはマクロレンズですが、中望遠単焦点絵レンズとしても大層活躍してくれます。(……AF速度はちょっと遅いけれども)

 

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北大構内で撮影した何かの切り株と、イチイ(オンコ)の枝跡部分の写真です。
特に下の写真では、こんなに細部までパッキパキに解像するかと驚きました。
E-M1 MarkⅡで使ってみてこのレンズのすごさを再認識した瞬間です。

 

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北大構内の理学部裏で早くもフキノトウが何本か出ていたので撮影した1枚。

これぞ、The マクロ!という写真に仕上がったのではないかと勝手に思っています。

普段はマクロ撮影時にかなり絞りを絞って(&フラッシュを焚いて)被写界深度をかせぐ撮り方をしており、花びらの花弁1枚にのみピントがあっているような写真はあんまり撮らない撮り方をしているので、我ながら新鮮です。

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北大構内の水たまりに落ちていた松ぼっくりを撮影後、RAW現像でモノクロに仕上げた1枚。
モノクロでマクロ写真を仕上げたことがあまりありませんでしたが、全然ありだと思います。

軽量コンパクト&リーズナブル&写りが良いマクロレンズ

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroは、カメラシステム全体の軽量コンパクト化を図ったマイクロフォーサーズマウントレンズの思想がダイレクトに反映された素晴らしい小型軽量の防塵防滴マクロレンズかと思います。
だって、これだけ写りが良いにも関わらず重さはわずか185gで長さも82mmですぜ!

そしてお値段もAmazon新品で45,000円ほどで買えてしまう(2017-03-27現在)というリーズナブルな価格。

久しぶりに使ってみて、改めてそのポテンシャルの高さに惚れ直したレンズです。
マイクロフォーサーズ機を持っていて、ちょっとマクロ撮影にも手を出したいなーと思っている方には、昆虫や植物撮影をメインとしているmadが自信を持って薦めることができるレンズの一本です。

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