11月3日から5日にかけて、妻の実家がある旭川に帰省していました。
妻の実家に帰省したときには、必ず1日は自由に1人で写真を撮りに行かせてもらってます。そんなわけで、今回はどこに行こうかなぁと考えるのも帰省前の楽しみの一つ。
悩んだ末、今回は旭川から少しばかり遠出をして美瑛に行くことに。
ちょうどカラマツの紅葉がきれいな時期だという情報を見かけたのが決定打となりました。
美瑛でサイクリング(レンタサイクル)
僕は車の運転ができないので、自分の足で(徒歩or自転車で)で行けない場所は公共交通機関に頼るしかありません。そこで美瑛までは旭川からJRで向かい、美瑛に着いてからは、現地でレンタサイクルを借りて散策することにしました。
札幌駅からだと遠く感じる美瑛も、旭川駅からだと普通列車に乗って40分くらい(片道運賃540円)で行けてしまいます。
列車は一両編成のワンマン運転。
混むかなぁと覚悟して乗りましたが、空席がたくさんでゆとりを持って乗車することができました。


美瑛駅に着いたら、駅すぐ近くにある「松浦商店」で電動自転車をレンタルします。
電動自転車のレンタル料は1時間600円と、普通自転車に比べるとお高いのですが、坂が多い美瑛の丘めぐりを快適にするためには、電動自転車一択。
松浦商店オリジナルの手書き地図(昔の学校だよりを思わせる味のあるイラストが満載!)をもらって、美瑛の写真撮影サイクリングがスタートです。
使用カメラ&レンズ
- FUJIFILM X-H1
- FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR
- OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
- OLYMPUS M.ZUIKO ED 40-150mm F2.8 PRO
旅先でのサイクリング、荷物をあまり増やしたくなかったので、上記のカメラ2台・レンズ2本の組み合わせで行ってきました。(……と書いてみたところで、「冷静に考えたら、カメラ2台持ちの時点で多いじゃねぇか」とも思いましたが、普通の大きさのリュックに入るから良しとします)
標準ズームレンズ(XF16-55mmF2.8 R LM WR)で撮る風景
まずはFUJIFILMのX-H1とXF16-55mm F2.8 R LM WRの組み合わせで撮った写真から。
四季の橋を渡る途中で撮影した美瑛川。
周囲に広がる畑と、奥に見える山。
見通しが良く、自転車で走っていてとても楽しい。
カラマツが綺麗に紅葉していました。
美瑛をサイクリングしていると、空がとても高く感じます。
カラマツ林と畑に囲まれたおしゃれなログハウス。
自転車と風景を一緒に。
マニュアルで露出を固定して縦位置で撮影した複数の写真を、Photoshopでパノラマ合成しました。
畑・丘・カラマツ林・山・空のハーモニー。
なんで美瑛の畑はこんなに画になるんだろう。
望遠ズームレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO)で撮る風景
お次は、OLYMPUSのOM-D E-M1 MarkⅡとOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの組み合わせで撮った写真です。
「風景写真は広角域で撮るもの」と考えてしまいがちですが、望遠レンズの圧縮効果を活かし、風景の一部を切り取って撮影するのも楽しいです。
秋の美瑛も綺麗だった
新栄の丘方面に行って美瑛駅まで戻ってくるコースで、3時間半と短い時間ではありましたが、美瑛の秋の風景を満喫できました。
一面に広がる丘と畑と紅葉したカラマツ、そして背後にそびえる山々の組み合わせがすごく綺麗です!
また、この時期は夏に比べて観光客の数が少なくなる印象で、ゆったり落ち着いて美瑛をサイクリングすることができました。(数年前、夏に美瑛に来て自転車を借りてサイクリングしたことがあるんですが、もっと混んでいて、もう少し到着が遅れたらレンタサイクルで電動自転車を借りられないような状況だった記憶があります。そして夏の美瑛サイクリングは、日差しを遮る場所もなく、暑い……)
松浦商店でレンタサイクルを借りたときに、「今の時期はなんもないよ」とアドバイスされました。
たしかに夏に比べると、花の彩りや畑の緑成分が少なく華やかさがないかもしれません。
だけど、この時期にしか感じられない美瑛の魅力も存在しています。
そんなことに気づけた晩秋の美瑛サイクリングでした。