最近、盆栽に凝っています。
その木にあった盆栽鉢をじっくりと選定することも盆栽の楽しみ方の一つです。

そんな感じで色々な盆栽鉢を眺めているうちに、いわゆる「やきもの」の世界に興味が湧いてきてこんな本を買って読んでみました。
全国の有名な やきもの産地の作品を丁寧な解説と写真で紹介していたり、器の部分の名称解説・選び方なども一通り解説されており、初心者でもなんとなく陶磁器の世界を俯瞰できる良い本です。
本を読んでより興味が深まってくると、実際に色々な品が見たくなってくるもの。
そこで、今日・明日とJR江別駅前で2日間開催されている「第27回えべつやきもの市」へ行ってきました。
えべつやきもの市
えべつやきもの市とは、江別市で毎年7月に開催されている やきものの祭典です。
300以上もの出店者が作品を売り出しているなか、店先を巡りながら自分のお気に入りの食器や器を探すことができます。
開催日:2016年7月9日(土)・7月10日(日)
えべつやきもの市TOP
いままでこんなイベントをやっているなんて全く知りませんでしたが、会場に行ってみると人がたくさんで賑やかでした。
以外にも若い人もかなり来ています。
店先は、どこもこんな感じで繁盛しています。
お高い器もあるんですが、1つ100円から買えるような食器もたくさんあるのがいいですね。
この値段であれば気軽に買えそうです。
また、なかなか札幌市内のお店では買うことができない盆栽鉢たちも数店舗で売っていました。
なかには盆栽そのものを売っているお店もあるので、札幌市内の盆栽ファンは要チェックやで!
イベントとして、赤レンガを使ったドミノ倒しがあったようです。
ここ江別市は、明治時代からレンガ生産が盛んな町で、ここで生産される煉瓦は北海道遺産にも指定されています。
やきもの市の開催地としてぴったりですね。
なお飲食物の屋台も出店しているので、お祭り気分が味わえます。
ビアタンブラーと長皿を買ってきた
せっかくなので、気に入った作品を買ってきて早速使ってみました。
まずは陶器のビアタンブラー。
札幌市南区真駒内の「工房 祥吉」、山田祥子さんの作品です。
モダンながらも落ち着きのある見た目で、実際に手にとった時に手のひらに吸いつくかのような持ち心地。一目惚れして購入です。
内部は釉薬がかかっていないので、ビールの泡がきめ細かくたち、気化熱によりビールの冷たさを長持ちさせる効果があるみたいです。
写真は泡盛(残波の白)を入れた様子。
これからの暑い時期、焼酎の水割りなんぞにも最適なタンブラーだと思います。
もう一つは、このとき買ったハイゴケの余りを有効活用しようと思って作ったオリヅルランの苔玉の下に敷く長皿です。

無造作にうちにあった手頃な大きさの洋風角皿に入れていたんですが、どうもしっくりとこなくて。
せっかくの機会なので、それらしい皿を買ってこようと探した結果こちらの角皿が目に止まり購入した次第です。
買ってきて苔玉を置いてみるとベストマッチでした。
やきもの市って楽しい!
齢30手前にして初めて行ってみた やきもの市。
きっと玄人みたいな人たちがたくさんいて、「おめぇに売る皿なんざ、ねぇよ!」という視線を投げつけられるものと思い込んでいたのですが、みなさんとても丁寧に接客してくださって、とても楽しい時間を過ごすことができました。
いつも百均で購入しがちな食器たちですが、ちゃんとこういうところで丹精込めて作られた様々な品物を自分の眼で見て購入し、好みの器で日々の生活を過ごすってとても素敵なことだと思います。
明日まで開催されていますので、ぜひみなさんも行ってみてください!