先日、文一総合出版から出版されている『新・日本の探鳥地 北海道編』という本を買いました。
北海道内のバードウォッチングスポットを紹介する本です。
たまたま店頭で見かけまして、野鳥観察＆撮影をするのであれば、こういう本も一冊手元にあってよいだろうと衝動買いした一冊。
この本をパラパラ眺めていたところ、札幌豊平区の「豊平公園」が、次のとおり大絶賛されていました。
マンションが立ち並ぶ住宅街に囲まれた小さな緑地が豊平公園である。周囲わずか200m四方ほど、このささやかな都市公園が魅力的な探鳥地だと最初は信じられないだろう。
（中略）
ところが、ここではアカゲラやアオジ、ヒガラ、コムクドリ、マガモなどが繁殖し、ルリビタキやコマドリなどが渡りの時期に立ち寄る、重要な野鳥生息地の側面を持つ。これまでに記録されている鳥は100種以上。
『新・日本の探鳥地 北海道編』 p.14 より
園内に設置されている「緑のセンター」へたまに用事があって行くだけで、豊平公園が優良なバードウオッチングスポットだという認識がなかったので驚きでした。
にわかには信じられず、自分の眼で確かめよう！ということで、昨日実際に豊平公園に行って野鳥を探してみましたよ。
豊平公園での野鳥観察、おすすめ！
札幌市営地下鉄東豊線の「豊平公園駅」から徒歩ですぐの位置にある豊平公園です。
周囲は本当に住宅街で、こんなロケーションの公園で野鳥がたくさん見られるのかなぁと半信半疑で行ってみたのですが・・・たくさんの野鳥に出会うことができました。
ヤマガラです。
園内駐車場近くの林と、築山の近くでよく見られました。
ゴジュウカラです。
園内駐車場近くの林とｖで観察できました。
園内の池には鴨もたくさん。
どこにでもいるハシブトガラスですが、園内の水飲み場に溜まった水を飲んでいるのが印象的で撮った写真。
ハシブトガラス、なんとなく愛嬌があって好きな鳥の一種です。
キバシリです。
遊具広場近くの林の樹をちょこちょこと登っていました。
スズメ。
シラカバの木の洞に巣を作っているのか、ひっきりなしに出たり入ったりして作業をしえていました。
なお、今回写真は取りませんでしたが他にもシジュウカラ・ヒヨドリといった鳥がいました。
お昼時に行って1時間ほどしか滞在しなかったにも関わらず、これだけ野鳥撮影のチャンスに恵まれるとは……豊平公園をなめてました。
使用カメラ＆レンズ
