一昨日の祝日、いつもは出不精の妻が
「ボタニカルアートの展示をやっているので一緒に行きたい」
と誘ってくれたので、夫婦揃って豊平公園緑のセンターへ行ってきました。
豊平公園緑のセンターについて
「豊平公園緑のセンター」は、札幌市豊平公園内にある緑化植物園。
建物内で観葉植物や園芸資材の販売や植物の展示、園芸相談を行っている施設で、定期的に色々な展示会や講習会を行っています。
公共交通機関でもとてもアクセスしやすく、地下鉄東豊線「豊平公園駅」で降り、1番出口から出るとすぐです。
センターに着くと、2階で開催中の「ボタニカルアート展」に直行し、熱心に作品を観察する妻。
邪魔をするのも無粋なので、妻と別行動を撮りセンター内で植物の写真を撮ってきました。
※ボタニカルアート展について興味がある方は、妻が書いたこちらの記事をどうぞ。明日24日までやってます。
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平成28年の夏に新装された豊平公園緑のセンター
この豊平公園緑のセンター、2年半前くらいに建替工事をして現在の場所に作り直されました。
僕が昔通ってたころの緑のセンターはもっと公園の奥にあって、外観・内装も古臭い感じでしたが、さすが新築だけあってセンター内は白を基調とした内装でとても綺麗にモダンな感じに。
※過去記事を見返してたら、改装前の緑のセンターで撮った写真の記事がありました。
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センター内では、大きいカメラを肩から下げて、植物の撮影目的で通っている雰囲気を漂わせている人たちがちらほらと散見されます。……お仲間がいると、アウェイ感がなくなるので、がぜん撮りやすくなる不思議。
今の時期の北海道、まだ野山で植物を撮るには早いので、冬の間に草花を撮ろうと思うとこういう植物園的なスポットに来るしかありません。
そしてここ豊平公園緑のセンターは入場料無料かつ室内も綺麗で植物の状態も良いとなったら、みんな通いますよ。
北大植物園は先日の胆振東部自身で温室のガラス補修のために休館中だし、他に行くとなったら百合が原公園の温室(入場料:大人1人 130円)くらいでしょうか。
豊平公園緑の緑のセンター内で撮影した写真
侘助椿(わびすけつばき)
まだまだ冬の気配が残るこの時期に、花を見れると嬉しい気持ちになります。
みんな大好き、多肉植物。
寄せ植えをしたら楽しいんですが、日照不足だとすぐ徒長してしまうので意外と管理が難しかったりします。
ところどころ、こういった可愛らしい置物が混ざっているのも可愛らしい。
このカワウソ、めちゃくちゃかわいい。
庭がないのに、こういうガーデニング・オーナメントが無性に欲しくなるときがたまにあります。
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センター1階の図書室前にあった木の実と葉っぱの壁掛け展示。
こういうの、すごく好き!
気が狂ったようにどんぐりや松ぼっくりを拾って歩いて、後日虫が湧いて親に怒られて泣く泣く捨てた幼少のころを懐かしく思い出します。
新装された緑のセンターで特筆すべき所は、座って休憩する場所がたくさんあること。
しかもそのすべてがちょっとオシャレな雰囲気です。
緑のセンター2階にある、mad一押しの写真撮影スポット。
エゾシカの頭部剥製が飾られた暖炉です。
植物はモノクロで撮っても楽しい。
ドライフラワーを撮るときのフィルムシミュレーション、クラシッククロームも合うけど、ベルビアもすごく合うことを発見。
寒い季節に室内でみずみずしい植物写真を撮れる嬉しさ
今の時期の北海道って、すぐそこに春が来ている感じはするけれど、外はまだ枯れ草や芽吹いていない木の枝だらけで茶色い光景が拡がっていて早く緑が見たい!って気持ちになるんですよ。こちとら数ヶ月も雪に埋もれてるので。
そんなときにこういう室内植物園的な場所に行って青々と茂っている植物の写真を撮っていると、すごく贅沢でありがたいなぁという気持ちにいつもなります。