札幌からJRに乗って20分で行ける海、銭函まで行ってみた

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昨日、今日と3月らしからぬ陽気に恵まれたここ札幌。

春の陽気に誘われて円山動物園まで歩いて行き、年間パスポートを買い直して動物園に入園するも、今年から園内全域が禁煙になってしまったことを知り、喫煙者特有の「あそこまで行けば吸えると思っていたのに、そこが喫煙不可な場所になっていたときの絶望感」に襲われ、サル山で猿を5分ほど眺めて動物園を後にし、そのまま折返し歩いて帰ってくるという長距離遠足(13km)で終ってしまった昨日の土曜日。

このままじゃせっかくの土日が不完全燃焼な気持ちで終わってしまうと思い、今日は「銭函」までJRに乗って海を見に行ってきました。

札幌から20分で行ける海、銭函

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札幌に住んでいて何がいいかというと、都会なのにちょっと足を伸ばすと山・川・海にすぐアクセスできる立地が素晴らしい。

札幌駅からJR快速「いしかりライナー」に揺られること約20分。
このまま小樽に向かうのであろう乗客を尻目に、一足先に下車をして日本海に面した「銭函」駅で下車します。

銭函(ぜにばこ)

北海道北西部,小樽市東部にある集落。石狩湾にのぞむ。地名は各戸に銭箱を積むほどのニシン豊漁に恵まれた漁場にちなむ。海岸は札幌,小樽両市の海水浴場としてにぎわう。

銭函(ぜにばこ)とは – コトバンク

 

「銭函スターライトビーチ」や「おたるドリームビーチ」といった海水浴場がある銭函。
これらのビーチ、夏場に行こうものなら、この世をば我が世とぞ思う水着姿の若い男女で賑わっており、とても1人でカメラを撮り出してパシャパシャ撮影できる場所ではないのですが、今の時期はそんなことを気にせず思う存分ビーチで写真を撮ることができるので、とりあえず「おたるドリームビーチ」あたりまで行ってみることにしました。

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銭函駅からちょっと歩いたところの光景。

なんだろう、この落ち着く感じ。
潮の香りが漂う中を、たまにシャコタンの車が追い抜きをかけて過ぎ去っていく感じが、僕の地元の釧路を彷彿とさせて妙にノスタルジックな気持ちになる町です。

ラブホテルを過ぎた辺りから広がる海辺の光景

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銭函駅からしばらく歩き、オーシャンビューのラブホテル「ルナ・コースト」の前を通り過ぎてさらに奥まで進んでいきます。
人気スポットなのか、次々にホテルの駐車場に車が吸い込まれていくのを横目に見ながら、単身でドリームビーチを目指して歩いていきます。

恥ずかしながら人生で一度もラブホテルなる施設を利用したことがないので、室内の設備とか装飾とかがどんな感じなのだろうと気になり、興味本位で1人でもいいから一度度泊まってみたい気もします。

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山を背景としてカシワ林が広がっている感じが、すごく海沿いっぽい。

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まだ雪が残ってぐちゃぐちゃの道路を進んでいくと……

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左手に石狩湾が見えてきました。
もっと前からちらちら見えてはいたんですが、この辺りから建物がほとんどなくなってくるので展望が良くなってきます。

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海の家っぽいところまで来た辺りで、浜に入れそうだったので海まで突き進んでいきます。

海を鑑賞した後は浜辺でビーチコーミング

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ひゃっほー、誰もいない海だぜっ!
今この瞬間、ここは僕のプライベートビーチです。
JR料金片道360円で味わえる貸し切りの海。

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遠くには石狩湾新港あたりが見えます。
いつもは学園都市線に乗ってあっちの方に行ってるのに、反対側から見るとすごく新鮮な気がします。

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ビーチに来たときの楽しみといえば、流木に腰掛けてボーッと浜に波が押し寄せる様を観察すること。
無心になって波の音を聞きながら規則的に見えて毎回打ち寄せ方が違う波を眺めてリラックスしてたところ、背後から砂浜ゴルフの練習に来たおじさんに声をかけられて、正気に戻る&プライベートビーチ感から追放されてしまったので、浜を散策して漂着物を探すビーチコーミングをして遊ぶことにしました。

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浜の漂着物を探して歩くと、綺麗な貝やら、使用済みのオナホールやら、ロシアからの漂着物やらがたくさん見つかって飽きることがありません。

自然物に混じって、人が存在していなければそこに辿り着かなったであろう人工物が山積みになっているのを観察するのが好きです。

前に、石狩の「はまなすの丘公園」でビーチコーミングしたときも、ちょっとヤバげなものが見つかって楽しいひとときを過ごすことができました。

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海が好きなんだなぁと思った一日

仕事が立て込んできて少ししんどくなって来たなぁと思った日、日常を過ごしていてちょっと嫌なことがあった日、そんなときには決まって海辺に行きたくなる性分。

大海を眺めて「自分の悩みは、この海に比べてなんとちっぽけなことか!」と再認識しに行くのではなく、ただ単に潮の香りを嗅ぎ、波の音を聞いていると心が少し澄んでいく気がするんですよね。数少ない僕のデトックス法の一つです。

札幌の都心部に住んでいる人、職場と家の往復生活に疲れてしまい、ちょっと海を眺めたいなぁと思ったとき、すぐ身近に海があるので、ふらーっと来てみて波の音を聞きながら海鳥を眺めて、浜辺のゴミを観察すると楽しい気分になるかもしれません。

使用カメラ&レンズ

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