【クロヤマアリ飼育日記3】初期コロニーの創設には試験管飼育がおすすめ

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細々とアリを飼育していましたが、最近全然アリの飼育記事を更新していませんでした。そこで今日は久しぶりにアリ記事を書いてみます。

6月末にクロヤマアリの新女王を捕まえてきて飼育を開始しました。
去年捕まえたクロヤマアリ新女王は、飼育環境の石膏がよくなかったのか、前回の記事を更新したあとに2匹ともお亡くなりに……

↓前回の記事

【クロヤマアリ飼育日記 2】幼虫が蛹になったかと思ったら……そして多雌飼育へ
p前回は、クロヤマアリの女王を捕まえてきて幼虫が16匹に増えるまでの飼育日記を書きました。 今日はその続きです。 2017-08-07 幼虫が16匹から11匹に減少 飼育ケースを眺めていると、なんとなく幼虫の数が減っている気がしま...

そこで今年は去年の失敗を繰り返すまいと、清潔な飼育環境を目指して、下記の試験管を使って初期コロニーを創設してみることにしました。

ガラス製なのに、Amazonで一本あたり20円ほどで買えてしまう激安な試験管です。
安かろう悪かろうな気持ちで買ってみたのですが、意外にもこれが大当たり。作りはしっかりとしていて、ガラスに気泡や凹凸もなく良い試験管でした。

この試験管に捕まえてきた新女王を投入し、ダイソーで買ってきたコットンを湿らせたもので蓋をして飼育してみたところ、順調に産卵し、幼虫は1匹もかけることなく蛹になりだしました。石膏飼育と比較してカビが生える余地がないところが大きいですね。
またコンパクトで場所もとらないし、たくさんあるので飼育容器の心配をせずさまざまな種類の新女王を捕まえてくることができます。そしてなにより観察しやすい。360℃から観察し放題です。

ワーカーが羽化しだしたら、少し大きい飼育容器に移さなきゃいけないですが、初期コロニーの創設の試験管飼育はおすすめです!夏休みの自由研究にもぜひどうぞ。

クロヤマアリ
mad

北海道札幌市在住。オリンパスの「OM-D E-M1 Mark Ⅲ」「OM-D E-M1X」や富士フイルムの「X-T3」を使って、札幌近郊の風景や動植物写真を中心に撮影しています。

Adobe Stockで写真も販売しています。

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