【クロヤマアリ飼育日記 1】飼育ケースを自作して飼育を始めました

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最近、アリのことばかり考えているmadです。

今年はトビイロケアリ、ムネアカオオアリの女王を育てています。

それに加えて先日、新たにクロヤマアリの女王蟻を捕まえてきて飼育を開始してしまったので、今後はクロヤマアリの飼育記録もつけていこうと思っています。

ということで、今回は記念すべきクロヤマアリの飼育日記第1回目です。

2017-07-22 宮丘公園でクロヤマアリの新女王を捕獲

この記事でも少し触れていましたが、宮丘公園で羽がついた状態のクロヤマアリの新女王を2匹捕獲しました。

ティッシュペーパーを入れたフィルムケースに2匹同時に入れて家に持ち帰ったところ、そのうち1匹が羽を落としていたので、これは近日中に産卵するだろうと思い、飼育ケースに入れて飼育を開始しました。

2017-07-24 産卵を確認

夕方、飼育ケースの中を見てみると卵が産み付けられているのを確認しました。
この日確認した卵は2,3個だったと記憶してますが、残念なことに正確な数をメモしていなかったので若干自信がありません……。

記録忘れをなくすために、この日から机の上に常時ボールペンを挟んだメモ帳を置いておくことにしました。

ちなみにメモ帳はコクヨの野帳を使っています。
なんとなく研究記録を付けている感じになるので妙にやる気が出ます。

2017-07-30 卵が一部孵化して幼虫になっているのを確認

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卵の数も増え、そのうちの一部が孵化してウジ状の幼虫になっているのを発見しました。
一番最初に生まれた卵が孵化したと考えると、産み付けられてから6日目に孵化したことになります。

2017-08-03 幼虫が16匹になりました

f:id:madhatter87:20170805145741j:plain続々と幼虫が孵化してきて計16匹になり、大きさもかなり大きく育ってきました。
前日の夜にクサカゲロウ科の虫を捕まえてきて冷凍庫で殺してからあげたところ、この日の夕方には女王に噛み砕かれて(右上の茶色いもの)幼虫の餌になっていました。

飼育ケースについて

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クロヤマアリは、こんな感じの自作ケースで飼育しています。
作り方は以下のとおり。

100円ショップ(Seria)で購入したポリスチレン製の蓋付きクリアケース「L8033」を2つ使用意し、それぞれ側面に電動ドリルで8mm径の穴を空けます。

そのうち1つの底に焼石膏を流し込んで床材とし、こちらがアリの居住スペースとなります。
ちなみに石膏の色が青いのは、石膏を溶かす水に青いアクリルガッシュ(同じくSeriaで購入)を溶かしているからです。
アリの卵や幼虫はベージュに近い色なので、卵や幼虫を観察しやすくするために、床材の石膏を補色に近い青色で着色しています。
蟻を飼育するときは適度に湿気を保つのが重要なのですが、石膏に色をつけることで、乾いているかどうかが目で見て分かり、吸水のタイミングを見逃しにくくなります。

床材の石膏が固まったら、もう一つのクリアケース(こちらが蟻の餌場になります)と適当な長さに切った外径8mmの透明スチロール樹脂パイプ・内径8mmのチューブで連結して完成です。
なお焼石膏・樹脂パイプ・チューブはAmazonでそれぞれ以下の商品を購入しました。

Seriaで見つけたポリスチレン製クリアケース。
傷が付きやすいので観察時に若干気を使いますが、100円で買える蓋付きクリアケースにしては、蓋もしっかり閉まるし透明度も高いので使い勝手が良いです。

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